アドバンスト・メディア/音声認識エンジン「AmiVoice」を搭載した最新ソリューションを多数出展
医療向け音声認識エンジン「AmiVoice」を搭載した各種ソフトウェアで高い評価を得ているアドバンスト・メディア。同社ブースでは、医療向け音声入力システム「AmiVoice Ex7」をはじめ、スマートフォンで、「いつでも・どこでも・簡単に」記録を残せるワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote」、音声入力機能とカメラ機能によって記録を残し、それらを診療端末等に転送することで記録業務の効率化・時間短縮に貢献する医療現場向け記録作成支援サービス「AmiVoice iNote Lite」を展示した。
「AmiVoice iNote」は、音声入力機能はもちろん、写真・動画も撮影・転送が可能。バーコードを利用して、露軍や患者情報と連携することができる。使用頻度の高い定型文はテンプレートとして利用も可能であるなど、豊富な入力支援機能を有している。
「AmiVoice iNote Lite」は、「AmiVoice iNote」の機能を一部包含し、コンパクトなシステム構成でより導入しやすくしたiOS向けのサービス。音声入力・カメラ機能に特化しており、Bluetoothによる転送が可能なため、院内Wi-Fiが整備されていない施設でも利用することができる。
さらに、オフライン状態で使用できる議事録作成支援アプリケーション「ScribeAssist」を展示。スタンドアローン型であることからインターネットの有無に関わらず利用することができ、情報漏えいのリスクを低減。各種Web会議システムや対面型会議でも利用でき、音声データの文字起こし機能によって、さまざまなシーンでの議事録作成業務の効率化を支援する。インターネット接続することで、文字起こしをした結果は、ChatGPTと連携して議事録形式に要約することが可能。送信されるデータはAzure OpenAI Serviceの学習に一切利用されないことから、この点でもセキュアなシステムを担保している。
また、ブースでは済生会熊本病院と共同開発している「対話型看護アシストシステム」もパネル展示。7月に開催された医療情報学会春季学術大会でも報告がなされるなど、今後の展開に期待を抱かせる展示内容となった。
展示場では、音声認識の精度の高さとその有用性をアピールした。