フォトロン メディカル イメージング/未来につなぐ次世代医用画像コミュニケーション

フォトロン メディカル イメージング/未来につなぐ次世代医用画像コミュニケーション

https://www.photronmedicalimaging.co.jp/

フォトロン メディカル イメージングの展示テーマは「未来につなぐ次世代医用画像コミュニケーション」。昨年から販売を開始した遠隔映像配信システム「Kada-Live」のデモ端末を中心に展示を構成していた。

●【新バージョン】遠隔映像配信システム「Kada-Live」
「Kada-Live」は、「Kada-Rec」で記録したカテ室で発生するさまざまな収録映像をリアルタイムでライブ配信するシステム。「Kada-Live」を活用すると、院内のどこからでも手技の進捗状況などの映像を閲覧することが可能となる。例えばカテ室の全景と術者の手元にフォーカスした映像などを院内各所の端末に映し出せる。また、Kada-Live Serverを介して会話や文字チャットによる症例検討などが可能で、さらにKada-Recの収録操作を別のPCからもコントロールできるKada-Live Viewerのアプリケーションも採用。新バージョンでは、医療安全を踏まえてカテ室に設置したカメラの映像を主義の進捗状況とリンクさせて保存、閲覧することができ、手技の検証や教育目的での利用にも期待されている。


遠隔映像配信システム「Kada-Live」

●【新バージョン】マルチモダリティDICOM動画ビューワ「Kada-View」
「Kada-View」は、CT Viewerを採用したバージョン6を展示。「Kada-View」は臨床ニーズを反映して採用したもので、Sliding Slab MIP機能により冠動脈の狭窄を迅速かつ簡便に観察できる。Slabの位置、向き、厚さをマウス操作で調整でき、ボリュームレンダリング画像と重ね合わせて表示することで、習熟が必要な冠動脈の追従を容易に行える。同社スタッフは「血管カテーテルの治療中に医師自らがSlab MIP画像を生成でき、冠動脈を確実に観察できる操作性を実現した」と説明。なお、CT Viewerはオプション機能であり、既存ユーザーも新規購入時にも導入が可能である。


マルチモダリティDICOM動画ビューワ「Kada-View」

●【新バージョン】透視像収録システム「Kada-Rec」
昨年度3世代目にバージョンUPした透視像収録システム「Kada-Rec」では、新機能として、リアルタイムでの配信を実現。さらに文字チャット機能などが追加され、指導医が映像を見ながら指示を送るなど、さらに利活用の幅を広げる機能が搭載されている。これらはWebブラウザで画像を閲覧できるので、院内であればどこでも画像を閲覧できる。


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