Spectrum Dynamics Medical Japan/25年の革新、CZTでSPECTの常識を覆し、Theranosticsの未来を拓く。

Spectrum Dynamics Medical Japan/25年の革新、CZTでSPECTの常識を覆し、Theranosticsの未来を拓く。

https://spectrum-dynamics.com/

Spectrum Dynamics Medicalは、スイスに本社を置き、米国、イスラエル、中国の香港と上海、日本の世界6ヵ所を拠点に事業を展開しているCZTベースのSPECTイメージング技術を展開している。同社では、フルデジタル心臓専用半導体ガンマカメラシステム「D-SPECT」シリーズと全身用半導体ガンマカメラシステム「VERITON」シリーズを開発・販売しており、ITEM2025でも同シリーズを中心とした出展が行われた。
「D-SPECT」では、検出器の性能が大幅に向上。2核種同時収集が可能であるほか、AI技術を用いた減弱補正技術を紹介。心臓検査では下壁のattenuationの影響が大きいとされるが、同技術によりCTの被ばくなしに補正することができる。

●全身用半導体ガンマカメラシステム「VERITON」シリーズ
「VERITON」シリーズでは、これまで同社が日本で販売してきた「VERITON-CT 200」シリーズに加え、「VERITON-CT 300」「VERITON-CT 400」を出展した。
 小誌2025年3月号で取材した大阪大学医学部附属病院の記事でも触れたとおり、画像再構成技術のバージョンアップにより、画質が大幅に向上。エネルギーレンジが最高400KeVまで対応可能な「VERITON-CT 400」において、高空間分解能、高感度、高エネルギー分解能をどのように達成したのか、その高性能を臨床上、どのように役立たせることができるのかについて、同ブースの担当者が来場者に説明をおこなっていた。
RI治療におけるTheranosticsの関心は非常に高く、同ブースでも半導体SPECT装置に関心を持つ来場者が年々増えているという。


ブースに展示された全身用半導体ガンマカメラシステム「VERITON-CT」シリーズ


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