ニプロ/Less Invasive, More Quickly ~画像診断の更なる挑戦へ~
ニプロは2024年1月に保険適用されて以降、多くの医療施設に導入されている定量的血流量比解析システム「Medis QFR」のハンズオンブースをメインに展開。従来のカテーテルワイヤを通しての手技よりはるかに早いスピードで、正確な結果を示す「Medis QFR」の実力を目の当たりにした未導入施設の来場者たちは、一様に感嘆の声を漏らしていた。
●定量的血流量比解析システム「Medis QFR」
国内での導入例を順調に増やしている「Medis QFR」は、血管解析システムとして広く採用されている「QAngio XA」のアルゴリズムを採用。2方向から撮影されたアンギオ画像から3D血管モデルを生成。巧みに工夫された計算式から血管の状態を解析し、冠動脈病変の機能的評価が行うことができる。侵襲性の高い検査方式であるFFR(冠血流予備量比)より短い時間での検査が可能であり、医療者の業務負担と患者の身体的負担、そしてコストを大幅に軽減することが可能だ。保険点数も高く、導入した医療施設の収益面にプラスになるのも大きなセールスポイントといえよう。
「Medis QFR」
●総合管理ソリューション「GOODNET 7 Cardiology」
グループ企業であるグッドマン社の、循環器領域の情報管理ソリューション「GOODNET 7」の最新バージョンは、カテーテル室のスケジューリングシステムである「G-Scheduler」という新機能を採用している。Webベースの予定表となっており、どこからでもアクセスできる利便性の高さが特徴であり、カテーテル室で働く全スタッフが必要な情報を整理・共有することを可能にしている。カテーテル室の治療は患者ごとに求められるものが大きく変化するため、スタッフ間の情報の正確な共有がミス防止には非常に重要なのはいうまでもない。画面表示編集などカスタマイズの自由度の高さも、大きな魅力である。
「GOODNET 7 Cardiology」