フィリップス・ジャパン/国立循環器病研究センターと戦略的提携協定を締結

 フィリップス・ジャパン(以下、フィリップス)は、国立循環器病研究センター(以下、国循)と両者が強みを持つ資源を活用しながらヘルスケアAI/Analyticsによる取り組みを加速し、健康・予防・医療への新たな価値創造に向けて戦略的提携に関する協定を締結した。
【取り組みのポイント】
1.「ベンダーニュートラル」
 フィリップスは、すでに「Adaptive intelligence(アダプティブ・インテリジェンス)」への取り組みとして、AI、医療従事者の経験・知見、個人の情報を組み合わせ、かつセキュリティ性の高いデータサイエンスプラットフォームを構築することにより、一連のヘルスケアプロセスにおけるAIの創出を可能にする手法、知見を有している。国循との取り組みにより、医療機器、診断機器の機種やベンダー、データ形式に依存せず、さまざまな医療・健康データを統合集積し、高度分析が可能となるオープンプラットフォームの構築を進めていく。
2.「AI/Analytics」
 国循の有する循環器病・脳卒中を中心とした医療データやデータ解析の知見・実績と、フィリップスの有するヘルスケアAI/Analyticsの技術・人材の融合による画像データや連続データの高度分析により、Healthcare Insights(新たな気づき)を導き出す取り組みを進めていく。来年度開設される国循オープンイノベーションセンターへの入居を視野に入れ、「NCVC‐Philips AI/Analytics Center(仮称)」設置にむけたプランの策定を始めるとともに、将来的に研究にとどまらず得られたHealthcare Insightsに基づく新たなヘルスケアソリューションの開発を目指した連携体制づくりに取り組んでいく。具体的には、虚血性心疾患における不安定プラーク(冠動脈狭窄部)、心不全における長期的病態変動、未破裂動脈瘤などの国循の既存研究に、AI/Analyticsを用いた効率的検出および予後予測を目指したプロジェクトを行っていく。
【今後の展開】
 循環器病を中心に、発症や重篤化のリスクを予測し、適切なタイミングで予防・治療を実施できる社会価値創造を目指し、両者の強みを結集させることにより、AI/Analyticsイノベーション創出に向けた取り組みを加速して進めていく。また、全国の医療機関や企業等と連携した取り組み(エコシステムの構築)や、健康に関する啓発活動、今後ますます注目されるデータサイエンティストの育成に関するグローバル人材交流など多様な連携により、健康・予防・医療に貢献する社会を協創していく。


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