オリンパス/内視鏡用ディスポーザブル製品の包装を再生可能資源素材へ切り替え(25.10.1)
オリンパスは、材料科学を基盤とした持続可能なソリューションを提供するグローバルリーディングカンパニーであるDuPont de Nemours, Inc.(本社:米国デラウェア州、以下、米DuPont社)と協業し、オリンパスの内視鏡用ディスポーザブル製品における環境に配慮した滅菌包装の導入を進めることを発表。オリンパスは約100種類の内視鏡用ディスポーザブル製品の滅菌包装に、再生可能資源素材を用いた米DuPont社の「Tyvek® with Renewable Attribution(再生可能アトリビューション付きタイベック®)」を採用し、2026年より順次切り替える。
オリンパスはESG戦略の中で、「社会と協調した脱炭素・ 循環型社会実現への貢献」を重要課題(マテリアリティ)として掲げており、プロダクトスチュワードシップを通じた循環経済の構築を目指している。今回の米DuPont社との協業により、持続可能な医療の実現に向けてさらに取り組みを強化する。
本協業の第1弾として、日本およびベトナムで製造する消化器内視鏡、気管支内視鏡用処置具など約100種類の内視鏡用ディスポーザブル製品の滅菌包装に、米DuPont社の再生可能アトリビューション付きタイベック®を採用し、2026年より順次切り替える。再生可能アトリビューション付きタイベック®は国際的な認証制度であるマスバランス方式を採用し、再生可能資源を活用することで化石燃料由来原料の使用を減らし、包装材のCO2排出量を削減する。これにより、従来の包装と比較して、約3分の1に相当するCO2排出量が削減される見込みである。また今後、他の製造拠点や製品ラインアップにも展開する予定。オリンパスは医療業界や規制当局が求める環境配慮設計を実現し、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速させていく。
■問い合わせ=オリンパス コミュニケーションズ
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