メドレー/医療プラットフォーム事業の今後の展開を紹介(25.12.18)
メドレーは、12月4日、同社本社(東京・港区)にて、「医療プラットフォーム(PF)事業 合同記者レク」を開催した。同社は医療PF事業で展開するプロダクト群をリニューアルし、次世代医療PF「MEDLEY AI CLOUD」として本年9月1日より提供。同11月14日から「CLINICS」を新機能搭載の「melmo」にリニューアルして提供を開始し、同レクはこれに合わせて行われた。
最初に瀧口浩平氏(代表取締役社長)が医療PF事業戦略について説明。同事業を取り巻く環境やその課題にアプローチするための活動などを述べ、今後について「来年以降、『@link』(医療機関業務支援システム)の統合を予定している」と語った。
また、「MEDLEY AI CLOUD」による効率化として、「患者を巻き込んだ効率化」「事業所内業務の効率化」「グループ経営の効率化」を挙げた。その上で、「三番目は調剤薬局で顕著で、医療全体にグループ化の波が来ている。我々はそれに合わせて、情報を使った機能をつくる必要がある」とした。
続いてシステム概要について、宍戸展志氏(医療PF本部CTO)が「MEDLEY AI CLOUD」、水谷真樹氏(同コンシュマーサービス室長)が「melmo」を解説。最後に、「melmo」のユーザーとして松岡鮎美氏(松岡歯科)が登壇し、歯科現場における活用状況について述べた。
同氏は自身のいう「スマートクリニック」を、「DXでクリニックや患者が抱える問題を解決し、質の高い効率的な医療を行う施設」と定義づけた上で、「melmo」の有用性を紹介。「スマートクリニックで医療不信の患者が医療を信頼できるきっかけができればと考える」と締め括った。
