キヤノンメディカルシステムズ/臨床化学自動分析装置「TBA-1500FR」発売開始

キヤノンメディカルシステムズ/臨床化学自動分析装置「TBA-1500FR」発売開始

 キヤノンメディカルシステムズは、効率化を実現すると共に信頼性の高い検査を提供する中規模病院、中小検査センター向け臨床化学自動分析装置「TBA-1500FR(ティービーエー1500エフアール)」の販売を開始する。 TBA-1500FRは、キヤノンメディカルシステムズ製自動分析装置のラインナップで中上位の検体処理スピードを有し、上位機種で培った最新機能を搭載したモデル。
近年、病院の機能分化、チーム医療推進にともなう臨床検査技師の業務拡大、診療前検査へのニーズの高まり、国による医療費削減の推進など医療環境が大きく変化する中で、検査室では臨床検査の迅速化・効率化のニーズが年々高まっている。それらのニーズに対応するため、臨床化学自動分析装置「TBA-1500FR」を開発した。
当製品は、2つの分注ラインを効率よく高速サンプリングさせることで高速処理が行えるため、より効率の良い検査室運用が可能となった。また多様化する試薬運用ニーズに対応するため、国内市場で販売されている汎用の検査試薬をそのまま使用することが可能。
測定状況の視認性・操作性向上のためトップデッキカバーなどを透明化し、質の高い検査を実現し、さらに、主な部品交換や溶液・洗剤の補充を装置前面から行えるため、メンテナンス性も大幅に向上した。

<特長>
1.処理能力
比色法(検体に試薬等を作用させ、発色する色の濃淡や色調を比較することで物質を定量的に分析する方法)では100項目から任意の項目を選択でき、比色項目は1時間に最大1,300テストを処理できる。また電極法(検体と電極との接触面に発生する電位を測定することで物質を定量的に分析する方法)ではNa+、K+、Cl―を測定できる電解質測定ユニットを標準装備し1時間に最大600テストを高速に処理できる。
2.経済性
試薬ピペッティング方式で、試薬は必要量だけを効率良く分注できる。硬質ガラス反応管を採用し長期間、交換の必要がない。試薬分注系、撹拌系、測光系などの各ユニットはシンプルな構造で交換部品も少なく、メンテナンス性にも優れている。
3.操作性
多検体を同時に設置できる検体ラックと緊急処理に適した割込専用位置があり、検査室の運用に柔軟に対応できる。キャリブレータ/コントロール設置用のラックは、一般検体用ラックと区別できるように、専用バーコードで管理が可能。
コンソール部にはタッチキー付きカラーモニタを採用しており、直感的な操作が行える。
4.結果報告時間
検体間のキャリーオーバが 0.1ppm以下であるため、採血管を生化学検査と血清学検査に共用することができ、かつ、生化学検査を先にサンプリングすることが可能であるため、結果報告時間を短縮することができる。

問い合わせ先=キヤノンメディカルシステムズ  広報室
TEL:0287-26-5100


その他の記事

シーメンスヘルスケア/胸部CT画像における「AI画像解析受託サービス」のトライアル提供を開始

 シーメンスヘルスケアは、医療機関において飛躍的に増加する画像診断業務に対して、AI技術*1によって画像解析処理をする胸部CT画像を対象とした「AI画像解析受託サービス」を本年6月をめどに開始する。本サービスはトライアルとして期間限定で提供され、シーメンスヘルスケアのAI技術に対する市場評価の獲得と、クラウド…

キヤノンメディカルシステムズ/次世代三次元レンダリング技術 “Global Illumination”の販売を開始

 キヤノンメディカルシステムズは、次世代三次元レンダリング技術”Global Illumination(グローバル イルミネーション)”を医用画像処理ワークステーションVitreaに搭載し、今月より販売を開始する。 キヤノンメディカルシステムズはCT、MR、X線アンギオなどのモダリティで撮像された画像から三次元画像の生成、各種定量…

島津製作所/「AVS支援システム」(研究用途向け)の展開を開始

 島津製作所は、血管撮影システムによって得たX線画像と液体クロマトグラフ質量分析計システム(LC-MS)による分析結果を融合記録し、効率的かつ迅速な血液分析を実現する研究用途向けの「AVS支援システム」を4月9日に発売する。 本システムは、X線画像と分析結果を融合して記録するソフトウェア「Sampling Viewer(サ…

インターシステムズジャパン/InterSystems IRIS Data Platformが、Docker Store で利用可能に

 医療、ビジネス、官公庁向け情報技術プラットフォームのグローバルリーダーであるインターシステムズは、4月2日、InterSystems IRIS Data Platform Community Editionが、認定されたデータプラットフォームとしてDocker Storeで利用可能になり、Docker Enterprise Edition(Docker EE)上で使用できるようになったことを発…

PHCホールディングス/新代表取締役社長 兼 CEOの就任について発表

 PHCホールディングス(以下「PHCHD」)は、2019年4月1日付けでマイケル・クロス氏が代表取締役社長 兼 CEOに就任したことを発表した。 マイケル・クロス氏は、バイエルAGにおける職務を通じて20年にわたりヘルスケア業界に携わってきた。2016年には、バイエルAGの糖尿病ケア事業がPHCHDによって買収されたことに伴い…

日立製作所/日立の放射線治療システムを導入した永守記念最先端がん治療研究センターが治療開始

 日立製作所(以下、日立)の放射線治療システムを導入した京都府立医科大学永守記念最先端がん治療研究センター(以下、永守記念最先端がん治療研究センター)が、2019年4月1日から治療を開始した。 日立は、永守記念最先端がん治療研究センター向けに放射線治療システムである陽子線治療システム「PROBEAT-CR」、および…

富士フイルムと大阪大学/共同研究講座を設置

 富士フイルムと、大阪大学は、大阪大学大学院医学系研究科に、人工知能(AI)を用いた医用画像診断支援システムや、病変箇所だと判断した思考プロセスを「説明できるAI(XAI:Explainable AI)」(*1)など高度なAI技術を開発する共同研究講座(*2)を2019年4月より開設する。 【共同研究講座設置の目的】 近年、…

インターシステムズ/ InterSystems IRIS Data Platform 2019.1 を発表

 インターシステムズは、本日、InterSystems IRIS Data Platform 2019.1が利用可能になったことを発表した。これは、インターシステムズの旗艦製品であるInterSystems IRISの3回目の発表で、性能、拡張性、クラウドサポート、連携機能などが向上し、さらにJava、Python、C#での開発をサポートしている。 InterSystems …

島津製作所/医療情報システムの販売強化

 島津製作所は、社会的課題である医療機関の働き方改革を支援するため、島津エス・ディーが展開していた医療情報システム (病院向け再来受付システムや診療費支払システム)である「MERSYS(メルシス)シリーズ」の販売業務を4月1日に当社へ移管し、販売体制を強化する。同時に、医療情報システム「MERSYSシリーズ」の据付…

ケアストリームヘルス/ヘルスケアIT事業をフィリップスに売却

 Carestream Health(ケアストリーム)は、ヘルスケアITシステム事業をフィリップスに売却することに合意した。 同社のヘルスケアITシステムビジネスユニットは、世界中の複数施設連携型の病院、放射線検査プロバイダー、イメージングセンター、専門クリニック等にイメージングITソリューションを提供している。同売却に…

カリーナシステム/手術室向け4Kカメラシステムを発売

 EIZOのグループ会社であるカリーナシステムは、4K/60p術野カメラシステム「MEC-7000-UHD」を2019年4月26日に発売する。価格はオープン。 術野カメラとは、開腹・開胸手術における手術部位を撮影するカメラ。細かい血管や神経を扱う手術の撮影では、組織の細部や縫合糸を鮮明に再現することが求められる。撮影した映…

ファインデックス/健診施設向けに視線分析型視野計 GAP-screener を発売開始

 ファインデックスは、「視線分析型視野計ゲイズアナライジングペリメーター GAP-screener(以下、GAP-screener)」を、2019年2月25日より健診施設や人間ドックを行う医療機関を中心に販売を開始する。 GAP-screenerは、愛媛大学工学部のシーズと京都大学医学部との共同研究によって生み出された新しい視野計。ヘッド…

TOPへ