日立製作所/手術室の構築イメージを体験できるコンテンツを開発

日立製作所/手術室の構築イメージを体験できるコンテンツを開発

 日立製作所は、マイクロソフト社のMR(Mixed Reality:複合現実)ヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens」(以下、HoloLens)を利用した手術室構築イメージを体験できるコンテンツを開発した。
 同コンテンツにより、これから手術室を新設する予定の病院や、機器の新規導入を予定している既存の手術室空間をMR空間としてバーチャルの医療機器を配置し、実際の手術室構築イメージや機器の導入を体験することができる。
 手術室には、手術台や生体モニタ、麻酔器、各機器からの情報を表示するディスプレイなどさまざまな機器が配置されている。また手術は、執刀医、麻酔科医、看護師など複数人のスタッフで対応するため、効率的に手術を行うための機器のレイアウトが重要となるが、実際に機器を配置するまで導入する手術室をイメージすることが難しく、事前に機器の運用などをシミュレーションすることができない課題があった。
 今回開発したコンテンツは、HoloLensを用いて、オープンMRIシステムを中心に手術支援を行うナビゲーションシステムや映像統合配信システムをパッケージとしたデジタル手術支援ソリューション「OPERADA」を導入した手術室イメージを体験することが可能。HoloLensは、没入型のVRヘッドマウントディスプレイと違い、視界を遮ることなく装着した状態で現実の周囲や自分の手元が見える。このため、新設予定の手術室の空間や、機器の新規導入を予定している既存の手術室空間をMR空間とし、ホログラムによるバーチャルの医療機器を配置し、実際の手術室構築のイメージや機器の導入をリアルに体験することができ、“実際の医療機器を配置した手術室をイメージしたい”、“導入した機器をどのように操作するか事前にスタッフ間でトレーニングしたい”という医療現場のニーズに応える。
 今後、デモや医療現場での実証を通して、現場のニーズに応える手術支援や教育分野のコンテンツの拡充を図る予定である。


その他の記事

日立製作所/東京医科歯科大学と連携協定を締結

 日立製作所は、2018年4月19日付けで「TMDU(Tokyo Medical and Dental University)オープンイノベーション制度」に基づく連携協定を、東京医科歯科大学と締結した。本年度から、難病診断支援を中心に、医療・健康分野における研究開発や事業、および人材の教育や育成等に関する取組みを戦略的かつ柔軟に実施…

日立製作所/尿検体を用いたがん検査に関する実証試験を開始

 日立製作所は、尿検体を用いたがん検査の実用化に向けた体外診断分野では初となる実証試験を、本年4月から開始する。  この実証試験では、臨床情報(がんの有無)付き尿検体の回収から検体搬送時の温度のトレースや時間の管理、液体クロマトグラフ/質量分析計(LC/MS)によるバイオマーカーの定量分析、がん検査モ…

富士フイルム/東京大学発ベンチャー企業と提携し、AI技術を医療画像診断支援に活用

 富士フイルムは、医療領域の画像解析に強みを持つエルピクセル社と医療画像の診断支援に用いられるAI技術に関するパートナーシップについて合意した。  近年、CTの多列化など画像診断装置の高性能化に伴い撮影される画像枚数が増大しており、医師がこれらの大量の画像を効率的に読影・診断できるソリューションが…

富士フイルムメディカル/デジタル式乳房用X線診断装置向けのオプションを発売

 富士フイルムメディカルは、デジタル式乳房用X線診断装置「AMULET Innovality(アミュレット イノバリティー)」向けのオプションとして、乳房の圧迫を自動で減圧制御する「Comfort Comp(コンフォートコンプ)機能 “なごむね”」、医師の診断をサポートする「乳腺領域での乳腺量計測機能」を発売する。  同社は、マン…

東陽テクニカ/医療クラウド上で読影支援処理サービスを開始

 東陽テクニカは、医療クラウドPACSのNOBORI社と提携し、胸部X線骨組織透過/経時差分クラウドサービス「ClearRead XR-PAL」の提供を、6月より開始(予定)する。  同サービスは、東陽テクニカの先端医療画像処理ソリューション「ClearRead XRシリーズ」を使用してクラウド上で胸部X線骨組織透過処理およ…

キヤノンメディカルシステムズ/AIを用いて設計したCT再構成技術を日本で先行販売

 キヤノンメディカルシステムズは、AIを用いて設計したCT再構成技術「AiCE(Advanced Intelligent Clear-IQ Engine)」を、CT「Aquilion Precision」に搭載して日本で先行販売を開始する。  同社は、低線量で高画質な画像を提供する再構成技術として、これまで「AIDR 3D(Adaptive Iterative Dose Redu…

シーメンスヘルスケア/新しいコンセプトを発表

 シーメンスヘルスケアは、幅広い製品ポートフォリオと蓄積された経験を活かし、イメージングの側面からさらに安全で高度な治療を支援する新しいコンセプト「nexaris Therapy Suites(ネクサリス セラピー スイート)」を発表した。  nexaris Therapy Suitesは、複数モダリティのシステムの融合や患者寝台プラットフォ…

日立製作所/台湾初の重粒子線がん治療システムを受注

 日立製作所は、台湾の台北栄民総医院(Taipei Veterans General Hospital)から、重粒子線がん治療システム一式を受注した。同社としては海外で初めての重粒子線がん治療システムの受注となる。  今回受注した重粒子線がん治療システムは、呼吸に伴って移動する臓器の動きを捉える動体追跡技術と、腫瘍の形状に合わせ…

インフォコム/情報ポータルを強化した放射線治療情報システムの新バージョンを提供開始

 インフォコムは、医療スタッフ間の情報共有をスムーズにするポータル機能を強化した放射線治療情報システムの新バージョン「iRad‐RT V9」の提供を開始した。  放射線治療の現場では、治療が長期にわたることや関係者が多数にのぼることなどから、医療スタッフが連携して1人の患者の治療にあたる“チーム医療”…

キヤノンメディカルシステムズ/熊本大学とボルドー大学でMRI撮像へのディープラーニング適応の研究を開始

 キヤノンメディカルシステムズは、AI技術の一つであるディープラーニングのMRI撮像への適応、DLR(Deep Learning Reconstruction)に関して、3月から熊本大学、および仏国 ボルドー大学との共同研究を開始する。  DLRは、ディープラーニングを用いてノイズの多い画像からノイズを除去するノイズ除去再構成…

フィリップス・ジャパン/超音波診断装置に対応した表在領域と乳房スクリーニング検査の新機能を発売

 フィリップス・ジャパンは、超音波診断装置「EPIQ7/5 Evolution4.0」と「Affiniti70 Continuum2.0」に対応した「eL18‐4 PureWave リニアトランスジューサ」と「AL Breast機能」の販売を開始した。  「AL Breast機能」は、今後ニーズの高まりが…

日立製作所/糖尿病治療の処方薬選択支援システムを開発

 日立製作所は、米国のユタ大学と共同で「糖尿病治療の処方薬選択支援システム」を開発した。  同システムは、機械学習を活用した解析を用いて処方薬の種類別に糖尿病の代表的な指標であるHbA1c値の低減目標(治療目標)を達成できる確率を予測して患者別の特性も考慮した内容で、それぞれの効能・効果、副作用な…

日立製作所/超音波診断装置に検査者の負担を軽減する機能を追加

 日立製作所は、超音波診断装置「ARIETTA Prologue(アリエッタ プロローグ)」に、プローブの動きを自動判別して超音波診断装置の操作を行なうことができる 「Scan‐Synced Control(ScanSync)」機能を搭載して販売を開始した。  「ScanSync」機能は、プローブの動か…

TOPへ