メドレー/百五銀行と協業を開始し、東海地方の医療・介護・福祉事業所への業務支援を強化(25.5.8)
メドレー(本社:東京都港区)は、地域の医療・介護・福祉事業所が抱える人材領域の経営課題解決を目指し、百五銀行(本店所在地:三重県津市)との協業を開始した。
百五銀行は三重県に本店を置き、三重県・愛知県などの東海地方を中心に展開する地域に根差した金融機関である。本取り組みでは、百五銀行を通じて、メドレーが提供する介護・障がい福祉・在宅医療向けのオンライン動画研修サービス「ジョブメドレーアカデミー」を介護事業所などに展開することで、研修業務の効率化をサポートする。これにより、医療・介護・福祉事業所における人材の育成を促進し、地域の介護人材不足といった社会課題の解決に貢献していく。
国内人口の約35%が65歳以上となる「2040年問題」では、高齢者人口がピークに達し、医療・介護・福祉領域における人材不足が深刻となり、今後、介護職員は需要に対して約57万人が不足すると試算されている。このため、介護業界では、人材確保に加えて、IT活用による業務効率化や生産性向上、人材定着に向けた職員の育成が喫緊の課題となっている。人材育成においては、2024年4月から、医療・福祉関連の資格を持たない認知症介護に携わる介護職員全員に認知症介護基礎研修の受講が完全義務化されるなど、行政による取り組みも推進されている。一方、地域の介護・福祉サービスを支える事業所では、研修に関連する業務・管理をアナログで対応しているケースも多く、人材育成や定着への取り組みに人手を割くことができない現状のため、研修の業務・管理をITによって効率化することで、業務負担の軽減や利用者への介護業務に向き合う時間をさらに確保することが可能となる。
メドレーは、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションを掲げ、医療・介護・福祉の事業所を多面的に支えるITサービスを提供している。
百五銀行は、地域産業の活性化を目指し、東海地方で事業を展開する企業の経営課題解決に向けた支援を行っている。特に、医療・介護・福祉領域においては、専任のチームが資金調達に留まらない幅広いサポートを通じて地域産業の付加価値向上を図っている。今回の連携により、地域の医療・介護・福祉領域における人材育成の課題解決に貢献できると考え、オンライン動画研修サービスにおける協業が実現した。
◾️ジョブメドレーアカデミーについて
ジョブメドレーアカデミーは、介護・障がい福祉・在宅医療向けのオンライン動画研修サービスである。事業所の職員はプロ講師による豊富で質の高い講義動画をパソコンやスマートフォンから視聴することで、時間や場所にとらわれず基礎から応用まで学ぶことができる。さらに、受講状況の把握、研修資料やレポートのダウンロード、オリジナル動画の投稿、多言語対応など事業所の幅広いニーズに応えている。
問い合わせ=メドレー アカデミー事業部
【E-mail】sales@jm-academy.jp