ユビックス/MRI環境下で安心・安全に使用できる国産“初”の生体情報モニター

ユビックス/MRI環境下で安心・安全に使用できる国産“初”の生体情報モニター

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●【CO2測定対応MRI生体情報モニター】「DENALI6168μ」
「DENALI6168μ」はMRIの高磁環境下での使用を想定した生体情報モニターである。最近多くなっている磁場強度3.0テスラまでの高磁場で正常作動する数少ないモニターである。筐体は非常にコンパクトで重量も内蔵電池を含めて1800グラム強と極めて軽量。オプションで専用スタンドの用意もあり、MRI検査室のスペースに合わせて効率のよい配置ができることが容易に想像できる。
測定できるのはSpO2、パルス、NIBP、そしてCO2。操作はタッチパネル式なので直感的に行える。また患者の血流状況を視覚的に把握できる潅流インジケータの表示も有用だ。操作室とはBluetooth通信なので、PCに専用ソフトをインストールするだけで、リアルタイムのやりとりができるのも現場からは歓迎されるであろう。直近5分間の画面再生やUSBメモリを使ったcsv出力、通信先のPCでのトレンドグラフ表示といった機能も備えている。
ちなみに「DENALI6168μ」はCO2測定対応のMRI室用生体情報モニターとしては初めての国産機だ。

●【CO2センサーモジュール】「TG-MR9T」
被検者の鼻下に装着したアダプターからデータを測定するメインストリーム方式を採用。モジュールからDENALI6168μへはBluetoothで送信する。ちなみに「TG-MR9T」CO2センサーモジュールはユビックスと日本光電工業との協業から生まれた。

●【ネイザルアダプター】「cap-ONE」
DENALI6168μのモニタリングを補完する「cap-ONE」アダプターは、用途に合わせて酸素チューブタイプとストラップタイプの2種類、さらに成人用と小児用の用意がある。酸素チューブタイプはカニューラとして酸素投与ができ、一方のストラップタイプは酸素マスクを併用することができる。

先ごろ「MRI検査時の鎮静に関する共同提言の改訂版案2020」においてカプノメーターの使用については「望ましい」から「推奨する」に引き上げられた。こうした背景もありますます導入が増えることが 予想される。しかも「DENALI6168μ」は前述のとおり「カプノメーターでは初のメイド・イン・ジャパン」


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