ブラザー販売/プリンター関連の一元化で、医療現場の業務の効率化とコスト削減を実現

ブラザー販売/プリンター関連の一元化で、医療現場の業務の効率化とコスト削減を実現

 ブラザー販売は「はかどる改革!」をテーマに、「現場を、より速く、より便利に、より効率的に」改善すべく、医療現場の業務改革とコスト削減を提案。医療分野では未だメジャーとは言えないブラザーだが、プリンター関連の幅広い製品群やグローバルでの展開、卓越した技術力を背景に、これまで培ってきたノウハウを医療の現場にフィットさせることにより、業務の効率化やコストダウンに貢献できるとアピールする。

●感熱ラベルプリンター「TD-4550DNWB」
今回、最も目立つ位置に展示していたのが、この、感熱ラベルプリンター「TD-4550DNWB」である。お薬手帳や検体ラベル、カルテラベルなどの用途で使われるラベルプリンター。市場に出回っている医療用ラベルプリンターに比べて価格を大幅に抑えたのが特徴である。オートカッター、液晶付き、ラベル幅4インチ対応の高機能モデルで、さまざまなロール紙に印刷することができ、院内の多くの場所で使用できることを訴える。また、用紙の交換が簡単なのはもちろんのこと、サーマルヘッドやプルテンローラーなど故障の原因になりやすい部分を工具なしで簡単に交換できるので保守コストを抑えることもでき、それがダウンタイムにもつながる。バーコードリーダーを使ってのラベル印刷も可能だ。

●A4モノクロレーザープリンター「HL-L6400DW」
電子カルテと連携して、紹介状や領収書などを印刷するレーザープリンターである。ユーザーのコストをできるだけ抑えた仕様がポイントになっている。具体的には、①イニシャルコストの削減、②超大容量トナーの採用で手間とランニングコストの削減、③場所をとらないコンパクト設計、等の優位性が現場をサポートする。
例えば、約2万枚の出力を可能にする超大容量トナーにより、400床の病院であれば半年以上面倒なトナーを交換する必要がなく、それは効率化とともにコストダウンにもつなげられている。また、トナーとドラムを分離型としていることによって、ランニングコストは約1.4円/枚と驚異的な低コストとなる。

●A4モバイルプリンター「PJ-763MFi」、感熱モバイルプリンター「RJ-3035B」
訪問診療や訪問介護で使われるモバイル型プリンターだ。ノートPCやタブレット端末と連携して、その場でプリントアウトすることができるので、病院に戻ってから診療記録や訪問記録を作成、郵送したりという手間が省け、患者やその家族にとっては診療内容がその場で確認できると評判がよく、利用が増えているという。「PJ-763MFi」はA4用紙に印刷できるのにコンパクトな設計で、「RJ-3035B」は3インチ用紙幅の感熱モバイルプリンターで、簡単なデータや記録をプリントアウトするのに適している。なお、感熱モバイルプリンターのRJシリーズには2インチから4インチ用が用意されている。


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このほか、ブラザー販売のブースでは、高速大量発行に適した感熱熱転写ラベルプリンターのインダストリアルモデル「RS-232C」、顔認証サーマルカメラとラベルシールプリンター「TD-4550DNWB」を組み合わせた発行システム「D-Scope×ブラザー Face FC」も来場者の注目を集めていた。
なお、ブラザー販売の特徴である、世界的ブランド力、プリンターやスキャナーなどの幅広い製品群、豊富なノウハウは大きな強みで、ユーザーは業務の効率化とコスト削減だけでなく、保守メンテナンスや連絡の一元化による効率化も評価しているという。


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