JAHIS定時社員総会/中期計画2015報告と新会長選任

 保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)は、6月4日、東京・大手町の経団連会館で、平成26年第4期定時社員総会を開催した。当日は266社が出席(うち委任状204社)し、平成25年度の事業報告と収支決算、平成26年度の事業計画と収支予算について、満場一致で承認された。
 平成25年度事業報告では、中期計画2015の運営方針について、①2020年ビジョンで描くヘルスケアITの実現に向けた推進、②工業会参画価値の追求、健全な市場の維持・発展、③JAHISブランドの向上、永続的な運営基盤の確立に向けて、具体的に活動を進めていくことが示された。
 また役員については、新会長として日立製作所代表執行役社長兼COOの東原敏昭氏を選任した。その他、選任の役員は以下の通り。
▼副会長:橋口武人(NTTデータ)/小松研一(東芝メディカルシステムズ)/佐藤和喜(日本アイ・ビー・エム)/高尾誠一(日本電気)/山根健司(パナソニック ヘルスケア)/合田博文(富士通)▼理事:秦 和義(コニカミノルタ)/田中啓一(日本事務器)▼監事:寺内信夫(EMシステムズ)/小泉弘康(三菱電機)
 総会終了後は、経済産業省、厚生労働省、MEDIS-DC(一般財団法人医療情報システム開発センター)などからの来賓が参加して懇親会が開かれた。


その他の記事

がん対策推進企業アクション/セミナーリポート(24.9.21)

がん対策推進企業アクション(厚生労働省委託事業)は、8月27日、神田明神文化交流館(東京・千代田区)にて、恒例のメディア向けセミナーを開催(オンライン含)。「がん教育の意味~ヘルスリテラシー最低国からの脱出に向け」を演題に、同事業のアドバイザリーボードメンバーの中川恵一氏(東大)が講演した。 同ア…

国際モダンホスピタルショウ2024レポート(24.8.15)

医療・介護・福祉関連製品を展示した国内最大のイベント「国際モダンホスピタルショウ2024(主催:一般社団法人日本病院会/一般社団法人日本経営協会)」が、7月10日から12日までの3日間、東京・有明のビッグサイトで開催された。今回のテーマは「健康・医療・福祉の新たなステージ ~DX推進による、確かな進化へ~」。…

JRC/「JRC2024」国際CTシンポジウム等も開催  ITEM2024は延べ来場者数約1割増で活況を呈す(24.5.1)

 放射線医療関連の国内最大イベント「JRC2024」が、4月11~14日の4日間、例年どおりパシフィコ横浜で開催された。主催は、一般社団法人日本ラジオロジー協会で、第83回日本医学放射線学会(JRS)総会(会長:陣崎雅弘氏=慶大)、第80回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会(大会長:根岸 徹氏=東京都立大)、第127…

第35回関東医療情報技師会/診療情報標準化の重要性を各分野から改めて訴える(24.4.22)

 関東医療情報技師会は、4月6日、東京医科大学病院9階 臨床講堂(東京・新宿区)において、第35回関東医療情報技師会を開催した。「関東医療情報技師会」は、年に4回程度、勉強会を開催しており、その35回目となる。今回は医療情報技師だけでなく、ベンダや医療関係者にも広く門戸を開放した勉強会であり、約150名が参加…

島津製作所/恒例のレントゲン祭─リアル開催(2024.2.20)

 島津製作所は、毎年ヴィルヘルム・レントゲン博士の命日に博士の功績を称え遺徳を偲ぶ「レントゲン祭」と記念講演会を、2月9日、本社(京都・中京区)にて開催した。今回は101回目で、4年振りのリアル開催となる。  冒頭、医用機器事業部長の園木清人氏は式辞を述べた後、同社の最新トピックスを紹介。「高齢化、QOL向…

保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)/恒例の新春講演会&賀詞交換会を4年振りに対面で開催(2024.2.20)

 保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)は、1月23日、年初恒例のJAHIS新春講演会および賀詞交換会をイイノホール&カンファレンスセンター(東京・千代田区)で、対面方式での開催を4年振りに行った。  第1部となる講演会では、JAHIS総務会長の下山赤城氏の挨拶の後、同運営会議議長の大原通宏氏が「2024年の年頭に…

メドレーとグロービス・キャピタル・パートナーズ/「なぜいま医療DXが必要なのか?~医療DXの現在地とこれから~」セミナーレポート(2024.2.20)

 メドレーとグロービス・キャピタル・パートナーズは、1月18日、メドレー本社(東京・港区)にて、メディア向けセミナー「なぜいま医療DXが必要なのか?~医療DXの現在地とこれから~」を開催した。  同セミナーには両社から1名ずつが登壇。最初に、グロービス・キャピタル・パートナーズの福島智史氏が「医療DXを取り…

日本放射線腫瘍学会第36回学術大会レポート(2023.12.15)

■JASTR02023─展示会場にも多くの関係者が集う  11月30~12月2日、日本放射線腫瘍学会(パシフィコ横浜ノース)に合わせ、展示会も開催され、多くの関係者を集めた。以下に、小誌が注目する企業を紹介する。  ビードットメディカルでは陽子線治療装置の模擬装置が展示された。同社の古川氏によれば、「数年後の実用化」…

第43回医療情報学連合大会レポート(2023.12.15)

■テーマは「医療情報の安全な流通と活用」―時代を反映した講演が人気博す  第43回医療情報学連合大会(第24回日本医療情報学会学術大会)が2023年11月22~25日、神戸ファッションマート(神戸市東灘区)で開催された。大会長は松村泰志氏(大阪医療センター)。同大会は、現地開催に加えオンライン配信を含むハイブリ…

キヤノン・キヤノンマーケティングジャパン/キヤノンEXPOを8年ぶりに開催

 キヤノンとキヤノンマーケティングジャパンは、「Canon EXPO 2023」を、10月17~20日、東京と横浜で開催した。「Canon EXPO」は、2000年に開始し5年ごとに開催されてきたイベントであるが、2020年はコロナ禍の影響で中止になったことから、今回が5回目になる。キヤノングループの新製品群や先進技術、ソリューションをビ…

キヤノンメディカルシステムズ/スポーツ医療の最前線と可能性─現場からの証言

 キヤノンメディカルシステムズは、ラグビーワールドカップ2023に合わせ、9月10日、KABUTO ONE(東京・中央区)にて、「Global Sports Medicine Forum2023」を開催した。「スポーツ医療の最前線」をテーマとし、スポーツ医療関係者約100名が参加した(Webでも同数が参加)。  冒頭、瀧口登志夫社長が登壇しつぎのように…

国際モダンホスピタルショウ2023/医療情報システムを中心に昨年を上回る来場者を迎え、盛況裡に終了

 医療・介護・福祉関連製品を展示した国内最大のイベント「国際モダンホスピタルショウ2023(主催:一般社団法人日本病院会/一般社団法人日本経営協会)」が、7月12日から14日までの3日間、東京・有明のビッグサイトで開催された。また、7月31日まで、オンラインでの展示も併せて行わる。  新型コロナウイルス感染症が…

富士フイルム/グループ全体のDX推進指針と具体的事例を紹介

 富士フイルムは7月6日、本社(東京・港区)でDXに関する報道向け説明会を開催した。同説明会では、富士フイルムホールディングス執行役員CDO ICT戦略部長の杉本征剛氏と、富士フイルム執行役員 メディカルシステム開発センター長で富士フイルムホールディングスICT戦略部次長の鍋田敏之氏が登壇し、富士フイルムグルー…

第3回 アジア・グローバルヘルス・サミット/各国要人や企業経営者らが ヘルスケアの未来について 最新の動向や共通の課題を 包括・多角的に討議重ねる

  第3回アジア・グローバルヘルス・サミット(以下、ASGH)は5月17日~18日、香港特別行政区政府及び香港発展貿易局の共催にて、香港コンベンション&エキシビジョンセンターのホール3FGで行われた。現地開催(18日はオンライン開催)の17日には、三井物産と塩野義製薬の代表取締役会長が登壇した。そのセッショ…

キヤノンメディカルシステムズ/アンギオのショールームと製品安全試験センターを公開

 キヤノンメディカルシステムズは5月16日、本社(栃木県大田原市)で、今年4月に本社敷地内に完成した製品安全試験センターと、5月にオープンしたアンギオグラフィ・ショールームをメディアに公開した。  製品安全試験センターは、これまで外部に委託していた同社製品の安全規格に関する試験を社内で実施できるようにし…

TOPへ