日本HP/AI活用と診療報酬改定をテーマに情報交換会を開催(26.1.21)
日本HPは2025年12月12日、東京国際フォーラムG510会議室(東京・千代田区)で「医療ビジネス情報交換会 Part10」を開催した。同交換会は、医療業界の専門家やパートナー向けに、医療やITに関連する最新トレンド、同社の製品・ソリューション等について共有するセミナーイベントである。10回目となる同交換会では、「医療現場のAI活用と2026年度診療報酬改定の最新動向」をテーマに、各界の専門家たちによる講演が行われた。
このうち、午後のセッションでは、「医療現場における生成AIの活用 退院時看護サマリー作成時間54.2%削減の背景」と題して織田良正氏(祐愛会織田病院)と山本大祐氏(オプティム)が講演。山本氏はオプティム社の概要を述べた後に、医療現場でAIが必要とされる構造的理由について「カルテや診療情報提供書、看護サマリーの作成など、文書作成に1患者当たり20分程度時間を必要とするなど、文書作成の効率化が求められており、生成AIが注目されている」と説明。同社で販売しているオンプレミス型LLM「OPTiM AIホスピタル」の機能を紹介した。 次いで織田氏は、織田病院の概要とこれまでのデジタル化に関する取り組みを紹介した後、「OPTiM AIホスピタル」の有用性ついて「AIによるサマリー作成機能は、当院の診療になくてはならないものになっている」と高く評価。さらに同院のスタッフである情報管理室の森川伸一氏と看護副部長の重松かおり氏が登壇し、現場視点から同ソフトの開発と運用の実際について説明した。
場内は予約で満席となり、来場者は熱心に演者の話に耳を傾けていた。
