JIRA年頭所感発表会 報告(26.1.21)
日本画像医療システム工業会(JIRA)は1月7日、KKRホテル東京(千代田区)で、JIRA瀧口登志夫会長の年頭所感発表会を開催した。
瀧口会長は、冒頭2025年をつぎのように振り返った。「トランプ政権の関税政策を契機に各国で自国第一主義的な動きが顕在化し、グローバル市場での競争力強化を目指すJIRAにとって無視できない環境となった。国内でも物価高騰の中で病院経営の厳しさが増し、加えて医療機器の更新年数が長期化する中、質の高い医療の継続提供やサイバーセキュリティ対応の観点などから懸念材料を抱えている。一方、令和7年度補正予算では病院経営を支援する施策が決定したことに期待したい。また、現政権の成長戦略17分野にも創薬・先端医療が入っている」
続けて、瀧口会長は2025年の活動トピックスを次のように紹介。
「JIRA画像医療システム産業ビジョン2030を見据え、同ビジョンを支える5つの柱と以下の6つの活動基本方針を策定し、それぞれの実現に向けた取り組みを進めた。①JIRA産業の振興と関連領域との連携強化、②“データが変える”医療の実現に向けた環境整備、③医療機器に即した法規制、保険制度の実現、④グローバル市場での競争力の強化、⑤持続可能な医療を提供する産業構築、⑥JIRA基盤活動の充実、それに加えての定常的活動がある。①については、特に第3期医療機器基本計画検討への参画を挙げられる」
最後に2026年の活動として、「先述の産業ビジョン2030の実現に向けて活動を継続推進し、産業基盤の強化に注力する。特に重要なポイントとして、①商品開発・上市サイクルの迅速化、②先進技術の実装と製品の適正な運用、③海外展開の拡大に対する障壁の低減がある」とした。
なお、発表会後、同会場で、放射線診療関連各団体のトップ、内閣府、厚労省、経産省からの来賓を迎え、新年会が賑々しく行われた。
