富士フイルムメディカル

富士フイルムメディカル

●Open Integration. Good Solution.をスローガンに、最新の医療ITソリューションを出展

http://fms.fujifilm.co.jp/

富士フイルムは、富士フイルムメディカルITソリューションだけでなく、富士ゼロックス社と共同出展を実施。展示スペースも昨年の150㎡から200㎡と拡張し、“Open Integration. Good Solution.”をスローガンに、医療の質・安全性の向上や働き方改革に向けた診療業務の効率化に関する最新の医療ITソリューションを展示した。

●【新機能】統合診療支援プラットフォーム「CITA Clinical Finder」
院内の情報を集約・統合し、診療業務の効率化を実現する統合診療支援プラットフォーム「CITA Clinical Finder」では、4月の国際医用画像総合展でも出展された富画像診断レポートの既読・未読管理ソリューションに加え、富士ゼロックスの診療記録統合管理ソリューション「DACS」を統合して、紙データを含む院内全体の診療情報の一元的な管理・運用を可能とした新バージョンを展示した。

●【新製品】読影ビューワ「SYNAPSE SAI Viwer」
ホスピタルショウでは初出展となる「SYNAPSE SAI Viewer」は、検査リスト改良、レイアウト操作性向上、ユーザー設定の拡充といった基本的な読影操作機能を強化している他、腫瘍のフォローアップ時にサイズ等の計測結果を保存し、自動で紐付ける機能を実装、比較読影を支援する。さらに、GPUを搭載したサーバにより、ボリュームレンダリング表示の高速処理を実現。AI技術で解析した結果を、より精密に観察できる読影環境を提供する。読影ワークフローを支援する機能や3D画像表示機能等に加え、多彩な読影支援機能を多数搭載している。

●被ばく線量管理システム「DOSE MANAGER」
2020年には被ばく線量管理が義務化されるのに伴い、特に来場者の関心を集めたのが、被ばく線量管理システム「DOSE MANAGER」である。同システムでは、放射線照射情報と患者・検査情報をマッチングして患者被ばく線量を管理。精度の高い被ばく線量のデータベースの構築が可能。とし、同システムは、量子科学技術研究開発機構が開発したCT撮影による被ばく線量を評価するWEBシステム「WAZA-ARI」とも連携可能であるなど、被ばく線量レポートの作成、Webによる線量情報の配信・参照等、さまざまな形式で被ばく線量情報を利活用することができる。

このほか、PACS「SYNAPSE 5」と統合生理検査システム「NEXUS」を組み合わせた循環器ソリューションを出展。超音波画像とCT、MRI画像を同時に観察でき、さまざまな画像解析機能を搭載するなど、循環器・生理検査部門のワークフローと心エコー動画読影環境をマネジメントすることが可能となっている。


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