島津製作所/96回目の恒例レントゲン祭。博士の功績を顕彰

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 同祭では、伊藤邦昌常務執行役員医用機器事業部長が式辞の最後の言として「X線による体内情報の可視化の技術を生かして、健康長寿を実現するという社会課題に真摯に取り組んでいきたい」と訴えた。
 続いて、上田輝久代表取締役社長が祭詞を述べ、レントゲン博士の遺影に献花をして祭事は終了した。
 記念講演は2講演行われた。同社の河合益実氏(医用グローバルマーケティング部)は「診断/治療に寄与した可視化技術の進歩と将来展望」を演題に講演。血管造影とDSAの変遷、IVRツールとしてのRSM-DSA等について述べた後、その将来展望として定量化技術とのシナジーをあげ、「IVRにより変化する半減期の短いバイオマーカー探索ができたら、IVRのエンドポイント決定の定量性が向上する。また『感覚』のアセスメントに関して客観的尺度に関連づけられるバイオマーカー探索ができたら、治療効果の定量的判定、フォローアップ定量化ができる。当社が持っている分析技術の応用と融合が期待される」と述べた。
 奥野祐次氏(オクノクリニック)は「運動器カテーテル治療の最前線」を演題に講演。「島津のTriniasを使用して、カテーテルによる疼痛除去治療を行っている。疼痛組織には小血管の増殖とその周囲に神経線維の増殖が認められることから、居所麻酔下で疼痛部位にカテーテルを移動させ塞栓物質のイミペネム・シラスタチンを注入すると1、2回で痛みが緩和させられる」と述べた。


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