GEヘルスケア・ジャパン

GEヘルスケア・ジャパン

<テーマ:Partners for Better Health>
http://www3.gehealthcare.co.jp/
日本の医療課題解決に向けた多彩な製品を展示
 GEヘルスケア・ジャパンは、昨年から引き続いて“Partners for Better Health”をテーマに展示を行った。同社は、産学連携などのアカデミック戦略に力を入れており、昨年は国立循環器病研究センターと包括協定を締結した。画像診断機器だけでなく、機器の稼働率向上やビッグデータの活用など新たなソリューション開発への取り組みも進めている。
●【新製品】1.5T MRI「SIGNA Voyager G2」
 多くの新技術を搭載したワイドボア1.5T MRI新製品「SIGNA Voyager G2」。G2は第2世代の意味。MRの撮像能力を決めるハードウェア三要素、静磁場均一性、傾斜磁場、RF(Radio Frequency)それぞれに最新の技術を搭載し、広範囲の撮像、高速撮像、高SNR(Signal to Noise Ratio)での撮像を可能にした。ワイドボアかつテーブル幅は56cmと、患者快適性を求めながらコンパクトなデザインおよび電気消費量も抑えた設計となっており、優れた設置性と経済性を実現している。また、生産性を最大化するためのプラットフォーム「SIGNA Works」を採用し、最新アプリケーションの追加による臨床用途の拡大や、スムーズな画像計算時間・解析による検査効率の向上、および圧縮センシング技術を使用した革新技術による高速撮像を可能にした。特に、地域の中核総合病院や画像診断センター等の高いニーズに対応する製品となっている。

●【新製品】コイル技術「AIR Technology」
 体幹部の撮像を可能とする軽量でフレキシブルなブランケット状のコイルが、技術展示された。従来のコイルは、1チャンネルあたり175gであったが、今回45gと大幅な軽量化を実現している。被検者の負担軽減に役立ち、身体に密着させることができるため、画質の向上にも貢献する。また、「AIR Technology」技術を生かした48チャンネルのヘッド用コイルも展示された。同コイルには、頭のサイズの大きさにより撮像に影響が出ないよう、スペーサーを設置・着脱できるようにしている。なお、コイルのサイズを変えると画質に影響が出る場合が多いが、「AIR Technology」を応用したことにより、スペーサーの有無にかかわらず、ばらつきのない明瞭な画像が得られる。

●【新製品】デジタルマンモグラフィ「Senographe Crystal Nova」
 「Senographe Crystal Nova」は、スペースや設置環境などCRからの買い替えにおける課題を解決するために開発したデジタルマンモグラフィ。同社のマンモグラフィの上位機種に搭載される同社プレミアム技術を搭載しながら、横幅が40%以上、奥行が20%以上コンパクトな設計になっており、これまでデジタルマンモグラフィへ移行できなかった施設でも導入することができる。また、シンプルなワークフローにより、迅速な撮影と優れた操作性を実現した。

●【新製品】超音波診断装置「LOGIQ S8 FS」&「Venue」
 「LOGIQ S8 FS」は、肝疾患領域の検査を強力にサポートするフランスEchosens社製「FibroScan」モジュールと、「Shear Wave Elastography」機能を搭載した2in1の超音波診断装置。大学病院・地域中核病院に加え、肝硬度の測定装置の需要のある肝疾患連携拠点病院など専門性の高い病院や肝臓専門医のいるクリニックなどの需要も見込んでいる。「Venue」は、オペ室やICU、救急に特化した同社のハイエンドモデル。プローブのレイアウトやモニター、およびバッテリーに工夫が加えられている。

●【新製品】マルチスライスCT「Revolution Frontier」
 「Revolution Frontier」は、液体ベアリング方式のX線管球を採用したことにより、陽極回転軸が安定し、管球の寿命を約2倍に延長している。また、同社独自のガーネット検出器により、従来比2.5倍の速度での高密度サンプリングが可能となり、高分解能画像を提供する。さらに、検出器がアナログ回路を排除したフルデジタル構造になったことにより、ノイズの発生が抑えられ画質も向上する。

●Interventionalコーナー
 腹部IVR時のコーンビームCT撮影等で高齢化などで息止めが困難な患者であっても撮影を可能にする呼吸性体動補正「Motion Freeze」、金属アーチファクトを改善してステントの位置まで確認可能な「MAR」、担当に応じて好みの画像をカスタマイズできる「MyIQ」等のソリューションが展示された。また、肝臓領域では、動脈塞栓術のために栄養血管の同定を行う際の支援機能「Flight Plan For Liver」の紹介もあった。


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