GEヘルスケア・ジャパン/“痛み”にフォーカスしたマンモグラフィ新製品を発売

 GEヘルスケア・ジャパンは、10月 28日に日本GE(東京・港区)で、マンモグラフィの新製品発表会を開催した。この新製品「Senographe Pristina」は、マンモグラフィが敬遠される理由の1つである撮影時の“痛み”を考えて、受診者の不安や負担を和らげる機能性を備えたデザインにしたのが特長である。
 同社代表取締役社長兼CEOの川上 潤氏は冒頭挨拶で、「女性医療において乳がんは、非常に重要な位置を占めている。しかし、日本の乳がん検診率は他国に比べ非常に低い。その理由を考え、今回の新製品開発でより力を入れたのが、受診者の不安感を取り除くことである。そのために、200人以上のエンジニア、デザイナー等を投入した」と語った。
 明石定子氏(昭和大)は、「乳癌検診の問題点とデジタルブレストトモシンセシス」を講演。「従来のマンモグラフィは、乳腺濃度が高いほど検出力は低くなるが、乳腺濃度が高いほど乳癌罹患リスクも高くなるという問題がある。トモシンセシスを追加することで、要精査率の低減(偽陽性改善)が期待できる」と述べた。また、アンケートでマンモグラフィ検診を受けない理由に“痛み”があること、受けた人の痛みの主な部分が“乳房”や“脇”であることを挙げ、この新製品への期待を表した。
 小山智美氏(聖路加国際病院)は、「新製品開発の背景」と題し、フランスで行われた新製品の開発会議に参加した際、アジア人を撮影する場合の難しさを挙げて要望を述べ、それが今回の新製品に反映された経緯を語った。また、「装置の最終的なユーザーは受診者であり、その受診者に喜んでもらえる装置であることが重要」と語った。


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