キヤノンメディカルシステムズ/アンギオのショールームと製品安全試験センターを公開

 キヤノンメディカルシステムズは5月16日、本社(栃木県大田原市)で、今年4月に本社敷地内に完成した製品安全試験センターと、5月にオープンしたアンギオグラフィ・ショールームをメディアに公開した。
 製品安全試験センターは、これまで外部に委託していた同社製品の安全規格に関する試験を社内で実施できるようにした施設で、製品から出る電磁波を測定する電波暗室、製品が様々な温度や湿度での環境下で安全性を維持できるかを試験する大型・中型の恒温槽などの施設を有している。同施設を社内に設置したことで、生産効率の向上を図ることを目指す。
 アンギオグラフィ・ショールームは、カスタマーサポート&トレーニングセンター内にオープンした施設。同社製血管撮影装置の操作を実体験できると共に、血管撮影装置検査室に関する照明やデザイン、用具類などを総合的に提案する施設となっている。
 同社では血管撮影装置事業について、2025年までにグローバルでのマーケットシェア11%を達成することを目標としており、同ショールームでは年間100施設の医療関係者の来場を目指す。


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