第48回日本Mテクノロジー学会/コロナ禍での対策とHL7 FHIRの活用法を学ぶ

 第48回日本Mテクノロジー学会(MTA)が10月23日、オンライン形式で開催された。同学会はM言語等の普及を目指す学会。今回の大会長は本多正幸氏(長崎大名誉教授)、プログラム委員長は鳥飼幸太氏(群馬大)、実行委員長は鈴木隆弘氏(千葉大)が務めた。大会テーマは、「AI時代におけるパラダイムシフトへの対応-脱コロナの時代にMTAの役割を考える」。
 冒頭、本多氏は「本来、8月末に千葉市内の会場での開催を計画していたが、コロナ禍のため、急遽オフラインでの開催とした。このような状況下で大会を開催できることに大きな意義を感じる」と挨拶。
 午前中は、田中良一氏(岩手医大)による基調講演「医療情報のパラダイムシフトに対応する基盤整備の試み」、本多氏による大会長講演「AI 時代に統計学を勉強しよう」が行われた。本多氏は、AI分野における統計分析の基礎的手法を紹介し、統計学の重要性を示唆。今後、人類はAI
と上手につきあっていかなければならないと訴えた。
 午後には、特別講演「MUMPS/M、Cache そしてJDS」(嶋 芳成氏・日本ダイナシステムズ)と、特集/討論会「脱コロナに向けたM 学会に期待される役割」が行われた。特集/討論会では、鈴木隆弘氏が千葉大病院におけるコロナ禍での診療の状況を、学会理事長の土屋喬義氏 (土屋小児病院)は自施設でのコロナ禍での影響と行政やメディアへの対応や働きかけを説明。南部茂樹氏 (インターシステムズジャパン)は海外の動向について紹介。米国では140万人の医療従事者が解雇されるなど、医療面、経済面で大きな課題を抱えていると述べた。
 その後、鳥飼氏と中橋聖介氏(インターシステムズジャパン)らによるチュートリアルが行われ、多くの参加者がHL7 FHIR活用の基礎を学んだ。


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