フィリップス・ジャパン/ポータブル型超音波診断装置「CX50 Xper」発売

フィリップス・ジャパン/ポータブル型超音波診断装置「CX50 Xper」発売

 フィリップス・ジャパン(以下 フィリップス)は、超音波診断装置「CX50」をリニューアルしたポータブル型超音波診断装置「CX50 Xper」の販売を12月17日より開始した。2009年より販売する従来のCX50の外観を一新し、また新たに、X8-2t 3D経食道トランスジューサ、S4-2セクタトランスジューサをトランスジューサラインナップに加えることで、更に幅広い提案が可能になった。

超音波診断装置はリアルタイムに診断ができ放射線被ばくの問題がないために、ファーストチョイスの検査装置として幅広い診療科に普及している。中でもベッドサイドや診察室、外来などポイントオブケア(Point of Care) 検査の現場で使用できる小型装置の普及は目覚ましいものがある。

フィリップスはポータブル型装置の開発にあたりベッドサイド、診察室、ICU、CCU、NICU、救急外来、手術室、カテ室、災害現場等あらゆるシーンでの使用を想定し、臨床現場のニーズを基に設計をしてきた。臨床現場では、技術的に描出が難しい患者にポータブル検査を行う場合でも、据え置き型超音波診断装置や他モダリティでの再検査の必要性を減らし効率的かつ確信が持てる診断が求められており、CX50 Xperは高画質、検査アシスト機能、さまざまな解析機能によりそのニーズを満たす。

<CX50 Xperの特長>

1. 第2世代3D経食道トランスジューサ「X8-2t」対応
X8-2t 経食道トランスジューサにより、従来のX7-2t と比較して更に明瞭な臨床画像を得られるようになった。Live 3D TEEは、外科医や麻酔科医の手術のプランニングを支援する詳細な臨床情報を提供する。得られた 3D データを、MPR 機能を使用して複数の 2D 画像にスライスし、スライスプレーンの位置を少しずつ移動させると、弁や弁尖部などの構造上の欠陥が詳細まで確認できる。Surgeon’s viewやLV 側から僧帽弁を観察するviewでは、プランニングに役立つさらに多くの情報が得られる。また、ASD閉鎖栓、LAA閉鎖栓、僧帽弁のedge-to-edge repair、TAVR等、カテーテルガイド下でのインターベンションにおいても有用で、血管撮影装置の透視画像とエコー画像をリンクさせるEchoNavigator機能にも対応している。

2. 幅広いトランスジューサラインナップ
CX50 Xperは、幅広いトランスジューサラインナップを取り揃えており、多くのトランスジューサにおいて、フィリップス社製超音波診断装置「EPIQ/Affinitiシリーズ」「Sparq」との互換性があり、柔軟な提案が可能。

問い合わせ先=フィリップス・ジャパン ブランド コミュニケーション部
TEL: 03-3740-5896

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