富士フイルム/レーザー光源搭載内視鏡システム

富士フイルム/レーザー光源搭載内視鏡システム

 富士フイルムは、光源に波長の異なる2種類のレーザーを用いた内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」シリーズの新たなラインアップとして、「LASEREO 7000システム」を、5月15日より、富士フイルムメディカルを通じて発売する。
 LASEREOは、波長の異なる2種類のレーザー光の発光比率を変え、粘膜表層の微細な血管や構造などを強調して表示する「Blue LASER Imaging(BLI)機能」や、画像の赤色領域のわずかな色の違いを強調して表示する画像処理機能「Linked Color Imaging(LCI)」などにより、微小な病変の観察をサポートする内視鏡システム。今回発売するLASEREO 7000システムは、プロセッサー「VP‐7000」とレーザー光源装置「LL‐7000」で構成される。
 なお同製品は、同日発売の下部消化管用細径スコープ「EC‐L600MP7」をはじめ、これまでに提供しているすべてのLASEREO用スコープに対応している。
<特長>
▽ 同社のレーザー制御技術をさらに進化させることで、粘膜表層の血管や構造の観察に適したBLI機能で中景・遠景を観察する際、観察画像の明るさが向上。視認性を高めることで、より精細な観察をサポートする
▽ワイドモニターに対応しており、検査画像を大画面で観察することができる。また、従来は、スコープ操作部のスイッチの設定内容などの情報が画面上に点在して表示されていたが、同製品では画面の右側にまとめて表示されており、必要な情報を探しやすくなった。さらに、検査中に撮影した直近4枚の画像もインデックスとして画面の右端に表示されていることにより、画面を切り替えることなく、スムーズに撮影画像を参照することができる
▽プロセッサーに、USBポートを新設。USBメモリーなどの外部メモリーに検査画像を直接記録することができる
▽使用頻度の高い機能を、マルチボタンに割り当てることができる。簡単な操作で、素早く目的の機能が選択できるため、効率的な検査が可能となる
※問い合わせ先=富士フイルムメディカル 販売統括本部 マーケティング部 TEL 03・6419・8033 

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