フィリップス エレクトロニクス ジャパン/血管撮影装置

フィリップス エレクトロニクス ジャパン/血管撮影装置

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、血管撮影装置「Azurion(アズリオン)」を発売した。
 同製品は、患者により負担の少ない、虚血性心疾患等のカテーテル治療時に使用される血管撮影装置。従来の被ばく低減と高画質を両立した「Clarity IQテクノロジー」に加え、新たに開発した運用システム「コネクトOS」により、他社の周辺機器も含めたカテ室内の機器情報を1つのパネルで表示し、直感的に操作することが可能。画像撮影中も操作室で別の作業ができるため、今までできなかった並行作業を実現し、手技時間を削減する。また、手技の事前準備もワンタッチで行えるため、今までは医師や治療目的ごとに設定していた準備時間を短縮するだけでなく、セットアップ段階でのエラーリスクも低減することにより、医療従事者の作業負担を減らすだけでなく、時間短縮によってより多くの患者が治療を受けることができる。
<特長>
▽「FlexVision Pro/フレックスビジョン プロ」で、アプリケーションや他社周辺機器の操作を統合し、テーブルサイドであらゆる操作が可能。操作は、マウスおよびタッチスクリーンモジュールで操作することができる
▽「タッチスクリーンモジュールプロ」により、タブレット端末を使うように直感的に指先での操作を行うことが可能
▽「インスタントパラレルワーキング」で、検査室や操作室でのマルチタスク処理が行え、術者やコメディカルスタッフがお互いの作業を中断させることなく独立して操作することが可能。これにより、治療の質を損なうことなくスループットの向上と検査効率の向上につなげることができる
▽「プロシージャーカード」により、ルーチンの手技から複合的な手技まで、あらゆる症例に合わせたシステムセットアップの最適化・標準化をサポート。プリセットにより、一貫した効率の高いワークフローをサポートする
▽従来製品と同様に、被ばく低減と高画質な画像の両立を実現し、新型X線管装置や、新型12インチ循環器用フラットディテクターなど新しいコンポーネントを採用している
※問い合わせ先=フィリップス エレクトロニクス ジャパン TEL 0120・556・494

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