EIZO/電子カルテ画像表示モニター

EIZO/電子カルテ画像表示モニター

 EIZOは、電子カルテ画像表示モニター「RadiForce MX242W(24型カラー液晶モニター)」を発売した。
<特長>
▽階調特性がDICOM Part 14に準拠するように、工場で1台1台調整し出荷。放射線画像などDICOM形式で保存されている医用画像データを、モニターによって見え方が異なることなく、忠実に再現することができる
▽モニター品質管理ソフトウェア簡易版RadiCS LE(同梱)によって、モニターのバックライトセンサーを利用したDICOM Part 14準拠の簡易キャリブレーションが実行でき、輝度と階調を補正
▽LED(発光ダイオード)バックライトは、CCFL(冷陰極管)バックライトと比べて発光効率が高く、高輝度を実現しつつ消費電力を低減。また、経年劣化の進行が遅く、3年間かつ15,000使用時間以内は輝度180cd/㎡の維持を保証という長寿命化を実現
▽アスペクト比16:10のワイドモニターは、同じ高さの5:4や4:3のスクエアモニターと比べて横方向に約1.3倍の情報量を表示可能。複数のウィンドウやツールパレットを同時に表示可能で、スクロールの手間も軽減でき、快適に作業を行うことができる
▽広視野角・低色度変位のIPSパネルにより、見る位置や角度によるコントラストの変化が少なく、画面の隅々まで安定した色調を再現。複数人で画面を見る際も共通したイメージを共有でき、コミュニケーションを円滑にする
▽システム起動後に素早く輝度を安定させる機能と、周囲の温度や経時による輝度変化を自動補正する機能を搭載したことにより、安定した輝度を保つことが可能
▽同社独自の技術を活かしたDigital Uniformity Equalizer(DUE)機能により、表示画面上の輝度均一性を向上
▽RGB各色10bit入力に対応で、最大約10億色の表示が可能。3DやFusion画像などにおけるカラーグラデーションの再現性が向上
▽画面を擬似的に分割して、複数のウィンドウを見やすく整列できる専用ソフトウェア「EIZO ScreenSlicer」(EIZOサイトで無償ダウンロード可能)を用意。使いやすい配置で、ウィンドウの頻繁な切替えやスクロールの手間が軽減できる
▽毎回キャリブレーションすることなく、CRや内視鏡など表示画像の種類ごとに最適な表示モードに切替えができる「CAL Switch」機能を搭載。付属のソフトウェア「ScreenManager Pro for Medical」を使ってアプリケーションごとに表示モードの自動切替えを行うこともできる
▽可動範囲の広い昇降、チルト、スウィーベルに対応。ユーザー1人1人に合った作業しやすい最適な画面位置へ調整することができる
▽(社)日本画像医療システム工業会(JIRA)規格である「医用画像表示モニターの品質管理に関するガイドラインJESRA X-0093(管理グレード2)」の受入試験を製造工程にて実施し、その出荷試験報告書を同梱。ユーザーのモニター品質管理作業の負担を軽減
▽輝度180cd/㎡の維持を15,000時間保証。これにより、「医用画像表示モニターの品質管理に関するガイドラインJESRA X-0093」の管理グレード2に対応したモニターとして長期間安心して使用することができる
▽医療の現場で安心して使用できるよう、各種医療規格や安全/EMC規格を取得し、安全性と信頼性を実現
▽購入から5年間、センドバック方式の修理サービスを無償で提供。保証期間内に修理が発生した場合は、貸出機を無償で用意
※問い合わせ先=EIZO 営業1部メディカル課 TEL 03・5715・2014

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