GEヘルスケア・ジャパン/PET-CT

GEヘルスケア・ジャパン/PET-CT

 GEヘルスケア・ジャパンは、PET(陽電子放射線断層撮影装置)とCT(コンピューター断層撮影装置)を一体化したPET/CT「Discovery(ディスカバリー)」シリーズの最新機種である「Discovery IQ(ディスカバリー・アイキュー)」を発売した。
 今回販売した同製品には、新たなPET検出器「LightBurstDeter(ライト・バースト・ディテクター)」を搭載。検出器幅が体軸方向に最大26cmとなる拡張性を持たせ、今までにない圧倒的な高感度を実現し、かつ、従来の画像再構成法ではできなかった「画質」と「定量精度」双方の両立と向上を実現した最新PET画像再構成機能「Q.Clear(キュー・クリア)」も搭載。これにより、がん治療における診断能向上が期待されるとともに、治療前後の効果を比較判定する際に使用するSUV(PETで使用する診断薬の集積度合を示す数値(定量)指標)の信頼性・安定性も改善され、より客観的な治療効果の検証や新たな治療法への迅速な切り替え判断などが可能になる。また、日々のオペレーションワークフローの面でも、検出器の超高感度化により検査時間の劇的な短縮および、放射性薬剤線量の減衰した低投与下検査での高画質化を実現。これにより、無駄な検査の削減と検査スケジュールの自由度の拡大が可能となり、ひいては患者の時間的負担も軽減する。
<特長>
▽新開発の検出器「LightBurstDeter」では体軸方向に検出器が最大26cmまで拡張が可能であり、超高感度化によって患者の検査時間が短縮・画像収集処理能力が向上し、さらに定量性向上が期待できる。感度が向上することで、従来と同じイメージクオリティであれば放射性薬剤の低投与化が可能となる。それによって医療従事者の被ばく量も減少し、また検査スケジュール変更などの迅速なアクシデントにも対応可能となるメリットもある
▽次世代PET画像再構成機能「Q.Clear」を搭載。逐次近似画像再構成内において繰り返して演算を行っても、従来のようにノイズが増大しないようアルゴリズム内にノイズをコントロールし、増大を防ぐ演算を組み込んだことにより、収束するまで演算を行うことが可能となり、画質と定量値の双方の向上が期待できる
※問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパン コミュニケーション本部 TEL 0120・202・021

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