キヤノンマーケティングジャパン/医用画像転送ソリューション

キヤノンマーケティングジャパン/医用画像転送ソリューション

 キヤノンマーケティングジャパンは、健診車や在宅医療、災害医療などの医用画像をモバイル通信網で電送するサービス「医用画像転送ソリューション」を開始した。
 健診車や在宅医療、災害医療などで撮影した医用画像を、モバイル通信網で電送できるサービス「医用画像転送ソリューション」の提供を開始することにより、健診車から健診施設、在宅でのX線撮影現場から診療所、災害拠点から災害指定病院など医療現場で撮影した医用画像を遠隔地の医療施設に高速通信サービス“LTE”で電送することができる。通信システムは、IPsecVPNを採用しており高度なセキュリティ環境下で利用することができる。万一の情報漏えいに備え秘密分散方式を採用しているほか、撮影現場のモバイル通信環境をわかりやすく表示させる機能を搭載しているなど、安心・安全な通信システム環境を提供する。また、施設内で受信した遠隔地の医用画像を、医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place」に自動で送信しアップロードすることが可能。同サービスとの連携により、契約読影医師への読影依頼をオンラインで自動振り分けするなど読影業務の効率化を実現することに加え、診断結果表の短納期化や災害医療時のトリアージに貢献する。
<特長>
▽高スループットVPNルーターの採用により、健診バスで撮影した画像を最短7秒(実測値)で画像電送することが可能
▽VPNルーターと接続しているLTEモデムの電波状況を端末で確認することにより、送受信の可否を判断する。電波環境が不良なX線撮影現場の場合は画像電送を自動的にとりやめ、電波環境が良好な環境に移動した際、自動的に送受信を再開
▽送信側の端末で受信側に対し医用画像が電送されているか否かの監視を実施。これにより、医用画像が電送されていない場合は自動で再送信されるため、利用者は安心してシステムを利用することができる
▽同社がLTE回線を提供。データ容量の大きい医用画像をどれだけ電送しても定額でサービスを利用することができる
※問い合わせ先=キヤノンマーケティングジャパン 医療ソリューション推進課 TEL 03・3740・3412
 
 

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