GEヘルスケア・ジャパン/ 汎用超音波画像診断装置 “LOGIQ P10”を新発売

GEヘルスケア・ジャパン/ 汎用超音波画像診断装置 “LOGIQ P10”を新発売

  GEヘルスケア・ジャパン(本社:東京都日野市、以下GEヘルスケア)は、 汎用超音波画像診断装置“LOGIQ”シリーズの新モデル「LOGIQ P10」(ロジック ピーテン)を販売開始した。
「LOGIQ P10」は、40万件以上の顧客サーベイ結果から得られたデータ解析と顧客の声を反映し、短時間での診療に直結する画質と機能を追求した新製品。総人口に占める高齢者の割合が増加するに従い、受診者数が増加し、患者一人ひとりに対して効率的かつ高精度な個別化医療が今後さらに必要とされている。また、医療技術の発展による超音波検査の幅の広がりや安全性を考慮した超音波ガイド下生検の需要も非常に高くなっている。このように、スピードと正確性が同時に求められる医療現場で、超音波検査に従事する医師・ソノグラファーの負担を軽減し、検査室・外来・病棟など検査する場所にとらわれず、患者の病態を短時間に把握したいというニーズに応えるべく、「LOGIQ P10」 は以下の特徴を有している。

【製品特徴】
■診療スピードに直結する「ハイエンド画質」
LOGIQ P10には、フラグシップモデルのLOGIQ E10シリーズと同じXDclearプローブの搭載が可能で*1)優れたペネトレーションと高い空間分解能を両立している。XDclearプローブは単結晶の振動子を用いることに加え、Acoustic Amplifier技術により損失していたエネルギーの効率的な利用を可能とし、Cool Stack技術により熱損失を低減することでペネトレーションと分解能を最大化する日本で開発されたプローブ。帯域幅の拡大により、従来2本のプローブを必要としていた周波数帯域を1本でカバーできるため、多忙な日常診療の中でも、精査・治療までの的確な判断をスピーディに下せるようにサポートする。
また、穿刺時の確実なターゲットの把握のために、穿刺用のマイクロコンベックスにも単結晶プローブを採用し、超音波ガイド下生検やドレナージ、インターベンションに大きく貢献する。さらに、超高周波22MHzリニアプローブを採用し、フラグシップモデルのみ対応していた超高周波プローブを外来や処置室等など限られた場所でも活用することができ、診療の幅を大きく拡大することが可能。各診療科の専門的な診療に、ハイエンドな画質で応える。
*1)C1-6-Dプローブ, C3-10-Dプローブ

■1分1秒の価値を引き出す「操作性」
日々使用する機能やモードを、まるで体の一部のように迷うことなく使用できるように、ボタンやキーを厳選し、操作パネルからタッチパネルまでの距離を短く設計したことで、検査の効率化を図る。初めてLOGIQ P10に触れる人でも、ひと目で操作を直観できるように、各診療科に合わせて、タッチパネルは計測、コメント、ボディマークを1ページにレイアウトできるMy Pageを搭載。従来はモードの起動・選択に2ステップを要していた操作も1タッチで完了する。また、1秒でも早く最適な画像を得られるように、オート機能も充実している。Bモードの自動最適化機能*2)、カラードプラ*3)・パルスドプラ*4)の自動最適化機能、計測項目の多い心血管領域の自動計測機能*5)など、検査時間を大幅に短縮できる機能を搭載し、検査者と患者の負担軽減を目指している。
*2)ATO:コントラストの最適化
*3)Auto Doppler Assist:関心領域の最適化
*4)ASO:ドプラ波形の最適化
*5)Auto EF:心駆出率の自動計測、 Auto IMT:内膜中膜複合体厚の自動計測

■各診療科のニーズに応える「専門機能」
限られた時間の中でも自信をもって診断し、患者からの高い信頼を得たいと願う医師の要望に応えるべく、各診療科向けに、様々なシーンに応じた専門的な機能をカバーした。Shear Waveを用いた硬度計測は、せん断波の伝搬精度を可視化するクオリティマップを採用し、再現性の高い計測が可能。穿刺針の視認性を高めるB Steer+機能は、安全かつ正確な穿刺に貢献する。フォローアップ検査の際にも過去の画像と画像パラメーターを一致させて比較しながら検査を行うことができるCompare Assistant機能は、前回検査からの変化について患者説明の際に役立つ。

■院内を軽やかに駆けめぐる「機動力」
コンパクトサイズで67kgというクラス最軽量*6)を実現。スペースの限られた診察室や病棟はもちろん、救急や手術室など場所を選ばず使用できる。当社同クラス最大の23.8インチの高精細ベゼルレスワイドモニターを搭載し、様々な検査環境でもストレスなく、かつ円滑に検査を行うことが可能。
*6)当社LOGIQシリーズコンソール型超音波画像診断装置における最軽量

問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパン  コーポレート コミュニケーション 
TEL:0120-202-021

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