EIZO/ 21.3型の電子カルテ画像表示モニターを発売

EIZO/ 21.3型の電子カルテ画像表示モニターを発売

 EIZOは、21.3型の電子カルテ画像表示モニター「RadiForce MX216」を2019年4月15日に発売する。価格はオープン。

「MX216」は、電子カルテおよび医用画像の参照用21.3型2メガピクセル液晶カラーモニター「MX215」の上位機種。
「MX216」は、「MX215」の性能・機能に加えて、関心領域のみに焦点を絞ることで、画像を観察しやすくする「Point-and-Focus(ポイント・アンド・フォーカス)」機能や、同一画面内でモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示する「Hybrid Gamma PXL(ハイブリッド・ガンマ・ピクセル)」機能を搭載した。これにより、医師による医用画像の参照作業の効率向上が見込まれる。
また、発光効率の優れたLEDバックライト搭載パネルにより、輝度180cd/m2の維持保証期間を、「MX215」の3年間かつ10,000時間から、3年間かつ20,000時間へ延長した。
製品デザイン面では、新たな筐体設計により、「MX215」と比べて約23%のスリム化を達成。従来よりも設置場所の自由度が増した。

<主な特長>
1.モノクロとカラーをハイブリッド表示
Hybrid Gamma PXL機能が、同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示、すなわちハイブリッド表示する。
これによりCRやDRのモノクロ画像はDICOM Part 14に対応した階調で、内視鏡や核医学、3D画像解析、フュージョンのカラー画像はガンマ2.2に対応した階調で忠実に再現でき、モノクロとカラー画像を一つの画面上に表示する際の観察作業の効率化が期待できる。

2.院内環境に適した省スペース
新デザインとパネルにより、従来機種MX215と比べて、横3.4mm、縦22.7mm、奥行き45.5mmのスリム化を実現し、空間占有率が約23%削減。外来診察室など設置場所にあわせて、省スペースでの設置が可能。

3.作業ワークフローを改善
医用画像撮影装置(モダリティ)のデジタル化や性能向上により、一人の患者の診断に、X線やMRI、CT、超音波など多くの、また複数種類の医用画像が使用されるようになっている。EIZOは、医用画像の参照を行う医療現場での作業ワークフローを円滑にするEIZO独自のWork-and-Flow機能を開発した。RadiForceモニターと同梱ソフトウェアRadiCS LEとの組合わせで、Work-and-Flow機能を利用できる。

4.すばやく集中
Point-and-Focus機能により、マウスとショートカットキーの操作だけで、表示している医用画像内の気になる部分をすばやく選択し、輝度や階調を見やすいように変更できる。関心領域のみに焦点を絞ることで、観察に集中しやすくなる。

5.優れた鮮鋭度と長期安定性の両立
医用モニターの運用輝度を長期間安定して維持するために液晶パネル上の画素の開口率を上げると、画像がぼやける弊害が生まれる。EIZOの独自技術を活かしたSharpness Recovery機能は、画像をぼやけさせることなく、長期にわたり安定した性能を発揮する。

問い合わせ先=EIZO 企画部 マーケティングコミュニケーション課
TEL:076-277-6795 

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