シーメンスヘルスケア/モバイルCアームイメージングシステム

シーメンスヘルスケア/モバイルCアームイメージングシステム

 シーメンスヘルスケアは、モバイルCアームイメージングシステム「Cios Select FD(シオス セレクト エフディー)」を発売した。
 同製品は、Ciosシリーズの中でもっともコンパクトで、整形外科領域で定評のあった「Cios Select」にFD技術を取り入れたFD搭載モバイルCアームイメージングシステムのエントリーモデル。同社は、これまでハイエンドモデルが中心であったFD搭載モバイルCアームイメージングシステムのラインナップを拡充することで、血管内治療や脊椎手術に加え、外傷や関節などの整形外科手術、泌尿器科、外科、麻酔科など幅広い領域における術中イメージングに、FDによる高画質な画像の提供を実現する。
<特長>
▽Ciosシリーズのハイエンド装置「Cios Alpha」「Cios Fusion」に搭載されている高感度フラットディテクタ技術「Retina」の搭載により、画像処理、キャリブレーション、撮影透視プログラムの管理などの一連のFD関連画像処理を一元化する。幾何学的な歪みのない、低被ばくで安定した高画質を実現し、高い精度の診断が可能。FDのサイズは、21×21cmで、同サイズのI.I.(イメージインテンシファイア)と比較すると約20%(同社製品比)視野面積が広がる
▽新型タッチパネル「スマートタッチインターフェイス」は、シンプルな操作が行えるBasic Modeと、細かい調整が行えるAdvanced Modeの2つの操作モードから手技に合わせてモードを選択することができ、装置の操作性と作業の効率性が向上。また、ワイヤレスフットスイッチの利用により、煩雑になりがちな手術台周りの環境を改善できる。フロア上のケーブルをなくすことで他の器材の移動も容易になるため、手術中のワークフローと快適性が向上し、術者が集中して手技を行うことができる
▽広いクリアランスを備えたCアームや、軸ごとに色分けされたCアームデザイン、画像処理アルゴリズムの組み合わせにより低被ばくを可能にする「IDEAL」など、Ciosシリーズに搭載されている同社の技術を集約
※問い合わせ先=シーメンスヘルスケア MSC本部 コミュニケーション部 TEL 03・3493・5229

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