富士フイルム/内視鏡システム

富士フイルム/内視鏡システム

 富士フイルムは、臓器の粘膜表層の微細な血管や、粘膜の微細な構造などを強調して表示する機能「BLI(Blue Light Imaging・Blue LASER Imaging)」や、画像の赤色領域のわずかな色の違いを強調して表示する機能「LCI(Linked Color Imaging)」などの画像強調機能により、微小な病変の発見をサポートするLED光源搭載内視鏡システム「6000システム」を、富士フイルムメディカルを通じて5月16日より発売する。同システムには、ワンステップの簡単な操作でプロセッサーに装着できる4種類の専用スコープが含まれている。
<特長>
▽複数の照明の発光強度比を高精度に制御して白色光と短波長狭帯域光を生成し、画像処理を組み合わせることにより、観察に適した画像を作り出す技術「マルチライトテクノロジー」を採用。粘膜表層の微細な血管や粘膜の微細な構造などを強調して表示する機能「BLI」や、画像の赤色領域のわずかな色の違いを強調して表示する機能「LCI」により、微小な病変の観察をサポートする
▽プロセッサーとスコープのインターフェースに、電気接点を使わずに映像データを光通信方式で転送し、また電力を電磁誘導方式で供給する無接点技術を採用。電気接点が物理的に摩耗することがなく、接触不良を抑制する
▽専用スコープは、上部消化管用・下部消化管用各2種。プロセッサーに接続すれば使用可能なワンステップコネクターを採用しており、簡単に着脱できるため検査の準備がスムーズに行える。また、医師の手技を徹底的に分析し、各種操作ボタンを片手ですべて操作できるように配置することで、これまで以上にスムーズな検査を実現。送気・送水ボタンと吸引ボタンも、指先で押せるように設計している
※問い合わせ先=富士フイルムメディカル 営業本部 マーケティング部 TEL 03・6419・8033

 

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