シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス/免疫自動分析装置

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス/免疫自動分析装置

 シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスは、免疫自動分析装置「Atellica IM1600(アテリカ アイエム 1600)」を発売した。
<特長>
▽1時間あたり最大440テストの処理能力で、最大3台まで連結できる拡張性を備え、大量の検体測定にも対応(時間1,320テスト)。また、U字やL字など柔軟性の高い連結が可能なため、検査室の運用に合わせたレイアウトを実現する
▽検体を投入後、カメラが全ての検体容器を瞬時にスキャンし、検体と検体容器の種類を特定するため、従来手作業で実施していた検体の仕分けが不要。従来のコンベアの10倍の速さ(同社調べ)の双方向磁気搬送システム「Atellica Magline(アテリカ マグライン)」は、搭載された検体を独立制御し、緊急度の高い検査を最優先で測定して結果を報告。高度に自動化された検体測定は、検査の待ち時間短縮に貢献することができる
▽現在多くの施設が手作業で実施している精度管理(検査室の装置性能を最善に保つ作業)をフルオート化するオートQC機能を有し、保冷管理された精度管理検体を事前に設定されたタイミングで自動測定。測定の終わった検体を自動で仕分ける機能も搭載されている。これらの機能により、免疫検査業務のワークフローを簡素化し、早朝の業務が集中する時間帯でも少人数で検査を実施することが可能。また、装置が自動で精度管理や測定後の検体仕分けを行うため、ヒューマンエラーの削減も期待できる
▽免疫自動分析装置では初となるオペレーター用のタブレットを搭載。離れた場所で優先業務を実施しつつ、装置を遠隔操作・管理することが可能。特に最小の人数で多種類の検査を実施する必要がある際、装置の場所に縛られず複数の検査を円滑に実施できる体制を実現する
▽今秋発売を予定している生化学ユニットとの連結により、免疫検査と生化学検査を1台の装置で実施することが可能。オートQCやオペレータータブレットなどの機能は、連結された生化学ユニットでも利用することができる
※問い合わせ先=シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス MSC本部 コミュニケーション部 TEL 03・3493・5022 

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