GEヘルスケア・ジャパン/MRI装置

GEヘルスケア・ジャパン/MRI装置

 GEヘルスケア・ジャパンは、日本開発の3.0テスラMRI「SIGNA Pioneer(シグナ パイオニア)」の新バージョンを発売した。
 従来のSIGNA Pioneerは、同社のエンジニアが各国のニーズ、特に日本のお客様の声を取り入れ、グローバルの持つ総合技術力の上に、製品企画から開発にいたるすべてを日本チームが主導で行った製品で、2015年4月に販売を開始した。 次世代デジタル技術の「TDI(Total Digital Imaging)」や、一回のスキャンで複数画像が得られる画像再構築技術「MAGiC(MAGnetic resonance image Compilation)」をはじめ、多くの最新テクノロジーを搭載し、ワイドボアかつコンパクト、電気消費量も抑えた設計で、優れた設置性と経済性を実現しつつ、検査中に音を発生させない「Silent Scan(サイレント・スキャン)や圧迫感を与えないやさしいデザインにより、患者に快適な検査環境を提供するMRI装置である。
 <特長>
▽動き補正技術の撮像シーケンスの拡張を可能にする「PROPELLER MB」、さらなる時間短縮とコントラスト拡張が可能になった「Silent Scan2.0」、従来、脂肪抑制の効きにくい部位への対応ができ、均一で広範囲の脂肪抑制画像を短時間で撮像可能し、3DボリュームイメージングのCubeと組み合わせる事により、特に整形領域の検査時間を短縮することができる「FSE Flex」、心臓領域においてT1マップ、T2マップが得られ、処理は本体コンソール上で可能な「CardioMaps」などルーティンでの撮影により柔軟性・拡張性をもたらすアプリケーションで、より詳細な診断をサポート
▽スキャン時間を短縮する圧縮センシングのアプリケーション「Hyper Sense(ハイパーセンス)」、DXIおよびDTI撮像時に1度のRF照射で複数断面を同時励起することで撮像時間の短縮が可能な「HyperBand」、3D Volume Imagingでの局所選択が可能になり、より短い時間での撮像を実現する「Hyper Cube(ハイパーキューブ)など高速撮像を可能にする技術を搭載
▽「高速リコンストラクションエンジン(62,000枚/秒)」と「エクスプレス患者テーブル」により、スキャン後から患者退室までがよりスムーズになる
▽これまで検査後にワークステーションで行っていた画像解析処理を、本体コンソール上の「READY View(レディビュー)」で実施することが可能であるため、スキャン中の待ち時間を有効活用し、検査後の処理作業を削減。3Dボリュームレンダリング、各種マッピング、フュージョン等画像処理をより簡単に短時間で行うことができる
※問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパン コミュニケーション本部 TEL 0120・202・021

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