東芝メディカルシステムズ/MRIシステム

東芝メディカルシステムズ/MRIシステム

 東芝メディカルシステムズ は、最新のアプリケーションソフトウェアを搭載した1.5テスラMRI装置「Vantage Elan/Zen Edition(ヴァンテ-ジ エラン ゼンエディション)を発売した。
<特長>
▽静音技術「Pianissimo Zen」の搭載が可能。Pianissimo Zenは、撮像の際の電流波形の変動を限りなく小さくすることにより、検査時の騒音を最大99%低減。また、従来より搭載されている静音機構「Pianissimo Σ」は、すべてのシーケンス、スキャンにおいて画質の劣化を伴うことなく、MRI検査時における騒音を大幅に低減できるため、検査を受ける患者だけでなくMRI室外の診察室や待合室の患者へもやさしい検査環境を提供。さらに、頭部コイルのチルト機構、ショートガントリ、非造影MRAなど、より快適な検査環境を実現するための様々な技術を導入
▽新しく搭載された「SUREVOI」では、心臓検査における様々な設定を生体構造の認識技術を用いて装置が自動で設定し、撮像をアシスト。一度の撮像で同時に14断面を得る「CardioLine+」と併用することにより、心臓MRI検査時間にかかる操作時間を大幅に削減。また、頭部・脊椎・心臓の形状を解析し、各断面の位置決め設定を支援する「NeuroLine」、「SpineLine」、「CardioLine」の機能を強化。数秒で正確な位置決めが可能で、位置決め結果の確認・修正もスムーズになり、操作者の負担軽減と操作時間の短縮化に貢献。造影剤を使わないで撮影する下肢MRA(FBI)画像取得に必要なECG情報の遅延時間(delaytime)を、ボタン一つで設定できる「DelayTracker」などの撮像アシスト技術も搭載し、検査効率の向上を実現
▽mUTE(minimized acoustic noise utilizing UTE)4D‐MRA、腹部検査対応の横隔膜同期、整形分野での活用が期待されるUTEなどハイエンドのアプリケーションを搭載。mUTE4D‐MRAは、音が静かな非造影MRA技術。一回の撮像で複数時相を取得し、大幅な時間の延長なく動態観察が可能。また、軟骨の損傷・変性の診断に有用とされているT2マッピングなどの「Relaxation Mapping」が本体コンソール上で解析することが可能
※問い合わせ先=東芝メディカルシステムズ 広報室 TEL 0287・26・5100

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