シーメンスヘルスケア/多軸透視・撮影システム

シーメンスヘルスケア/多軸透視・撮影システム

 シーメンスヘルスケアは、ハイブリッド⼿術室対応の多軸透視・撮影システム「ARTIS pheno(アーティス・フィノ)」を発売した。
<特長>
▽3D画像撮影機能「syngo DynaCT」は、⾼度な画像処理プロセスにより、従来よりも少ない造影剤での3D画像を⽣成。また、造影剤に過敏な患者でも、四肢のCO2造影が可能で、テーブルを傾斜させた場合でも、新機能である「StructureScout」により、CO2造影画像を鮮明に描出
▽Cアームの内径を13cm広げ、アーム内のフリースペースを95.5cmに拡⼤。これにより、X線透視を併⽤する⼿技において患者へのアクセス性は向上し、体格の⼤きい患者の場合でも器具操作のための作業スペースを⼗分確保することができる。専⽤に設計された4⽅向傾斜機能付テーブルは、患者体重280kgまで対応し、さらに⼼肺蘇⽣時には追加で+60kgの耐荷重を有している。また、フレキシブルなアイソセンター可変機構「FIS」により、あらゆる患者ポジションに応じて治療に最適な透視・撮影を可能にする
▽⾼感度の「zen40HDR」ディテクタと「GIGALIX」X線管の搭載により、被ばくを抑えながらも⾼精細で⾼画質の画像を描出する。また、新たな2K技術を搭載し、撮影に加え透視も2K対応が可能になり、2D画像分解能が4倍に向上
▽4⽅向傾斜機能付テーブルには、いずれの軸⽅向に傾いていてもスムーズに移動するテーブルトップを搭載。常にテーブルのポジションを認識し、同時にCアームを⾃動的にテーブル位置に合わせ、術者が処置のためCアームを⼀時的に退避させたとしても装置はポジションを正確に記憶しているため、撮影を再開する場合も同じ位置にCアームを戻すことが可能
▽表⾯の滑らかな抗菌加⼯カバーにより、掃除もしやすく清浄度の⾼い⼿術室の環境維持を容易にする。ケーブルは、装置内にまとめられ、カバーの隙間を無くすようデザインされているため、液体が装置内部に⼊り込みにくい設計となっている
※問い合わせ先=シーメンスヘルスケア MSC本部 コミュニケーション部 TEL 03・3493・7616

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