キヤノンメディカルシステムズ/モバイルでハイエンドな超音波診断装置「Aplio me」国内販売開始

キヤノンメディカルシステムズ/モバイルでハイエンドな超音波診断装置「Aplio me」国内販売開始

 キヤノンメディカルシステムズ(本社︓栃木県大田原市)は超音波診断装置「Aplio me(アプリオ ミー)」を10月12日より国内にて販売を開始した。Aplio meは、モバイルとハイエンドを両立する超音波診断装置の実現を目指した高画質・高機能かつ外来や病室へ移動しやすい装置。設置面積はラップトップタイプよりコンパクトなデザインに加えて、単結晶プローブやFull Focusモードといったハイエンドモデルならではの技術を搭載した。さらに、オプションで用意されるバッテリは最大4時間駆動が可能なため病院内を移動しながら検査を行うことができる。
近年、急激な高齢化の進行に伴いがん患者や心不全患者の数が大幅に増加している。非侵襲的かつリアルタイムに臓器や組織の観察が可能な超音波診断装置は、技術の進歩とともに、使用領域が拡大している。また、スペースが限られた外来、病棟、処置室など様々な場所でも超音波検査の需要は増えている。このような需要に対して、医療機関では医師、技師のニーズに合わせて必要な台数すべてを整備することが難しいという現状があった。

【製品特長】
1.シーンを問わず超音波検査の質を高める確かな高画質
体内の浅部から深部まで均一で鮮明な画像を実現するaBeam Forming
高級機に採用した画像技術であるaBeam Forming技術をAplio meに搭載することで、浅部から深部まで均一性の高い画像を提供する。

2.新たに開発したプローブで広い臨床領域をカバー
4本のプローブをAplio meの発売とともに新たにリリース。検査者や被験者の負担を軽減し、効率的な検査をサポート。

3.診断に貢献する多彩なアプリケーション
・微細で低速な血流を捉える血流イメージング iSMI / Superb Micro-vascular Imaging* 
・組織の硬さや減衰量を数値で評価する Liver Package Basic(Attenuation Imaging(ATI)/Shearwave Elastography(SWE))
・組織の歪みをリアルタイムに計測 Elastography
・心臓の動きを評価する 2D Wall Motion Tracking* / Quick Strain
・ASEのガイドラインに沿って心エコー検査をサポートする Workflow Navigator

4.スタイリッシュでコンパクトなデザイン
検査を受ける患者と検査を行う医師、技師の両方に配慮したCanon Medical Grand Design Conceptに基づいて設計されている。優しく洗練された印象を持たせる丸みを帯びた形状、筐体を縮小し威圧感を軽減するすっきりとしたフォルムなどの形状的な特長を要所にデザインすることで患者への不安感を和らげることを目指した。また、操作パネルの上下昇降、左右スウィング機構を一つのレバーに集約することで、使いやすさを追求した。様々な場所に合わせてジャストに調整が可能。

問い合わせ先=キヤノンメディカルシステムズ 広報室
TEL:0287-26-5100

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