東芝メディカルシステムズ/臨床化学自動分析装置

東芝メディカルシステムズ/臨床化学自動分析装置

 東芝メディカルシステムズは、高速化・効率化を実現し、信頼性の高い検査を提供する大規模・地域拠点病院、検査センター向け臨床化学自動分析装置「TBA-FX8(ティービーエーエフエックスエイト)」の販売を開始した。
 同製品は、2つの分注ラインを効率よく高速サンプリングさせることにより、比色最大2000~8000テスト/時の高速検体処理が行えるほか、産業用ロボットに使われているロボティクス技術を備えた三次元ロボットアームが効率よく検体ラックを移送することで、高速化・効率化を実現した臨床化学自動分析装置である。
 また、必要とする処理速度に応じて1台タイプから、最大4台連結タイプまで選択できるほか、多様化する試薬運用ニーズに対応するため、多くの検査室で使用実績のある汎用試薬ボトルを架設できる大容量試薬庫を2つ装備。最大180本の汎用試薬ボトルが搭載可能となり、クラス最大のボトル架設数を実現した。
 さらに安全性、操作性の向上に配慮し、検体ラックサンプラは装置背面へ設置、そして分析部カバーを閉めた状態でも一時停止をかけずに検体をセットすることができる。また、主な部品交換や溶液・洗剤の補充を装置前面から行えるため、メンテナンス性も大幅に向上した。
<特長>
▽2つの分注ラインを効率よく高速サンプリングさせることで比色最大2000テスト/時を実現。 最大4モジュール(比色最大8000テスト/時)まで接続することが可能
▽さまざまな試薬運用に対応できるよう大容量試薬庫の2つのラインに、汎用試薬ボトルをそれぞれ最大90本(R1、R2共通)ずつ架設することが可能
▽産業用ロボットに使われているロボティクス技術を備えた三次元ロボットアームにより、効率よく検体ラックを移送することができる
▽装置前面からメンテナンスができるよう、アクセスしやすい場所に光源ランプや電極ユニット、ピエゾ攪拌子、洗浄ユニットを配置
※問い合わせ先=東芝メディカルシステムズ 広報室 TEL 0287・26・5100

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