EIZO/自宅での遠隔読影に適した性能を備えた、USB Type-C搭載の30.5型医用モニターを発売

EIZO/自宅での遠隔読影に適した性能を備えた、USB Type-C搭載の30.5型医用モニターを発売

 EIZO(本社:石川県白山市)は、30.5型医用画像表示モニター「RadiForce MX317W」を2023年10月23日に発売する。(オープン価格)
 医用画像撮影装置(モダリティ)の性能向上により、膨大な量の医用画像データが得られるようになったことから、それら検査画像を観察・診断する放射線科読影医1人当たりの読影件数は増加傾向にある。そのため、読影医の働き方改革の一環として、読影環境の改善が急務であり、中でも医療施設で撮影された検査画像を、読影医がいる他の施設へ送信して読影を行う遠隔読影や、自宅にて遠隔読影を担うホームリーディングの普及に期待が高まっている。
 MX317Wは、当社医用モニターとして初めて、入力端子にUSB Type-Cを搭載し、ホームリーディング環境の構築を容易にした。ホームリーディングで使われることの多いモバイルワークステーションとUSB Type-Cケーブル1本で接続するだけで、画面表示、モバイルワークステーションへの給電、MX317Wを介したUSB接続機器の使用、有線ネットワーク環境構築を実現。また、モニター同士を数珠つなぎで接続するデイジーチェーン接続にも対応し、マルチモニターを簡単に構成することができる。
 さらに環境配慮の取組みも強化。MX317Wは、製品の外装に再生プラスチックを当社医用モニターとして最大の70%以上使用している。また、製品を保護する梱包材に段ボールや新聞紙をリサイクルしたパルプ緩衝材を採用し、廃棄プラスチックの削減に貢献。限りある資源の有効活用、資源循環を推進している。
 前機種MX315Wから進化したその他の性能として、MX317Wは、高いコントラスト比を実現し、白浮きを抑えた引き締まった黒色を表示する。また新たに「Hybrid Gamma PXL(ハイブリッド・ガンマ・ピクセル)機能」を搭載。同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示する。その他MX315Wの高い性能と豊富な機能を踏襲している。

問い合わせ先=EIZO ヘルスケア営業部
TEL:03-5764-3403
Webサイト:https://www.eizo.co.jp/press/

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