GEヘルスケア・ジャパン/MRガイド下集束超音波治療器

GEヘルスケア・ジャパン/MRガイド下集束超音波治療器

 GEヘルスケア・ジャパンは、MRガイド下集束超音波治療器メーカーのインサイテック・ジャパンと骨転移によるがんの疼痛緩和治療の機能を開発し、治療機能を追加したMRガイド下集束超音波治療器(以下:MRgFUS)「ExAblate2100(エクサブレート2100)」の国内販売を開始した。
 両社は、2010年に非侵襲的な子宮筋腫治療に用いられるMRgFUS「ExAblate2000」を販売開始。本年6月には、超音波の開口制御機能および上下移動機能を新たに加え、さらにユーザーインターフェースの改善を行った後継機種として「ExAblate2100」を発売し、4人に1人と言われる子宮筋腫に悩む多くの日本人女性に、日帰り治療という選択肢を提供してきた。今回、さらに骨転移によるがんの疼痛緩和治療の機能を追加する形で、骨に強い痛みがあり疼痛緩和を求めるがん患者への新しい選択肢を提供することを可能とした。
 「ExAblate2100」は、インサイテック社で開発したMRガイド下集束超音波治療器で、通常GE製のMRI装置と接続して使用する。治療をしない場合には、診断用MRI装置として使用することができる。
<特長>
▽集束超音波で低侵襲な有痛性骨転移がんによる疼痛緩和治療を行うことができる
▽MRI画像の位相データをもとにした経時的な温度マップの表示が可能
▽MRIから得られるリアルタイム3断面画像で治療計画とモニタしながらの治療を行うことができる
▽診断用画像撮影時には、MRI撮像テーブルへワンタッチで交換することが可能
※問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパン コミュニケーション本部 TEL 0120・202・021

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