ジャパンシステム

ジャパンシステム

●医療情報システムのセキュリティ強化ソリューションを提案
 ジャパンシステムは今般、国際モダンホスピタルショウに初出展し、医療情報システムのセキュリティを強化するための提案として、2つのソリューションを展示した。
 その1つが、コンピュータシステムのクライアント端末を対象とした二要素認証ソリューション「ARCACLAVIS Ways(アルカクラヴィス ウェイズ)」である。

同ソリューションは、一般企業・団体においては合計約120万のクライアント端末対応の実績を持ち、医療現場では3年ほど前から電子カルテ端末の認証ツールとして注目されている。電子カルテに対する不正アクセス対策の強化、デバイス認証やシングルサインオン利用時のログ管理の一元化などに有用なシステムであり、医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5版に対応。ソリューション名に掲げる「二要素認証」は、一要素目として①ICカード、②静脈認証、③顔認証、二要素目として①システムパスワード、②Windowsパスワード、③ARCACLAVIS暗証番号を設定し、その中から任意に2要素を認証デバイスとして選択できる。認証方式は一要素目の中の組み合わせ、例えばICカードと顔認証の組み合わせ選択や、導入後のデバイス変更も可能。その他、既存のICカード職員証を使用できるなど、フレキシブルな認証設定がシステムの特長である。

 なお、同ソリューションは2018年6月にバージョンアップを実施し、Windows10へ対応するとともに、大規模ユーザー向けにクライアント対応数を1社1万から2万へ拡大。ICカード認証に関しては、カード忘れトラブルへの対応方法を従来の緊急パスワード発行から仮カード発行に変更し、システム管理者の負担低減に配慮したという。
 もう1つの提案は、画面転送型インターネット分離ソリューション「SecureWebBox」である。近年巧妙さを増す標的型攻撃やサイバー攻撃の防御対策として、電子カルテ端末から直接インターネットに接続しないように論理分離するシステムであり、「ARCACLAVIS Ways」同様に医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5版に対応。医療情報システムのDMZに「SecureWebBoxゲートウェイ」を設置し、同ゲートウェイを介してクライアント端末にインストールされた「SecureWebBoxクライアント」にブラウザ画面を転送する仕組みで、電子カルテ端末では転送画面を閲覧することになる。同ゲートウェイでは、仮想化技術『Docker』により独立した仮想環境の『コンテナ』を生成し、その中でブラウザが起動するため、感染の危険のあるWebサイトを閲覧した場合、マルウェア等はコンテナ内に封印されてサーバOSやクライアント端末に感染が広がることはない。その他、インターネットからダウンロードしたファイルや動画等からの感染防御も可能であり、バージョンアップした最新版はさらに画像ファイルにも対応している。

 同社ブースでは「ARCACLAVIS Ways」の認証機能を実体験できるデモ機の他、2ソリューションの病院導入事例などを展示紹介し、訪れた来場者は熱心にスタッフの話に聞き入っていた。


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