PHC

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●新しい病院向け電子カルテとオンライン診療連携をアピール
 2018年4月にパナソニック ヘルスケアからPHCに社名変更した同社は今回、①病院、②遠隔医療、③ヘルスケアの3コーナーをブースにおいて展開した。
 中でも注目を集めていた展示は、病院向け電子カルテの新製品「Medicom CK」(参考出展。近日発売予定)である。同製品は200床以下の中小規模病院を対象としたWeb型システムで、病院用医事コンピュータ「Medicom-Hsi」と組み合わせて販売する。

同製品は、電子カルテ未経験者や非常勤医でも短期間に扱えるようにするために、クリック中心の操作を基本とした上で情報呼び出しの操作を共通化するなど、簡便かつ習得しやすい操作系を追求して開発された。多彩な機能も特長の1つであり、例えば病棟平面図画面の病室欄に入院患者を登録し、氏名クリックにより患者毎のカルテ情報が閲覧できる等の機能を持つ「病棟マップ」、患者の詳細情報として個々の治療・既往歴を年月別に時系列登録できる「ライフビュー」、パッケージ製品ながら各院の診療方針や特色まどに合わせてカスタマイズが可能な入力欄などを搭載。一方で、リハビリテーションや地域連携室など各部門情報の閲覧機能をカルテに内包し多職種で情報を共有できるなど、多様化する医療現場のニーズに対応した設計となっている。

さらに、Web型ゆえマルチブラウザ・マルチデバイスに対応しているため、デスクトップPCやタブレットなどクライアント端末を問わず活用できる上に、医療法人内の施設間連携も容易となる。その他、短期間導入(オーダリングで約3ヵ月、電子カルテで4~5ヵ月)もシステムの特長として挙げられる。
 遠隔医療コーナーには、同社の診療所向け電子カルテ「Medicom-HRV」とオンライン診療サービス「YaDOC」(インテグリティ・ヘルスケア)との連携デモ機を設置。これは、18年5月に発表された「YaDOC」と電子カルテベンダ5社製品とのシステム連携を商品化したものである。同連携により、「Medicom-HRV」ユーザーの医師は、診察室の電子カルテ画面上でカルテ情報を閲覧しながら「YaDOC」のビデオチャットを介して自宅にいる患者の診療を行うことができる。ちなみに同社は、今後の展開として、「Medicom-HRV」の新規ユーザーがより簡便かつ短期間に「YaDOC」を導入できるようにするためのシステムづくりを、インテグリティ・ヘルスケアと検討中であるという。

 なお、病院コーナーは他に精神科病院向け電子カルテシステム「Live」や医用画像保管システム「Plissimo EX」等、ヘルスケアコーナーには保健指導支援システム「WellsPort Step」、遠隔医療コーナーには「Medicom-HRV」と遠隔健康管理システム「安診ネット カイゴ」(芙蓉開発)との簡易連携を実体験できるデモ機を設置し、来場者に好評だった。


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